皆さんこんにちは。
今日は「スピーカー箱の補強」について考えてみます。
冒頭の写真にあるように、オーディフィルが作製しているスピーカー内部にはアルミの補強部材が入っています。これは木材だけでは得られない高い強度を実現するための手法です。
スピーカーの強度が不足していると、ボンボンという箱鳴りが起こってしまうのは皆さんご存じのとおりだと思います。
一般的には、木材の厚みを増やすことで対応しており、確かに板厚を増すことで解決できることが多いです。
ただ、単純に板厚を増すだけでは、中高音域に癖が生じることもありました。
木材の体積や総重量が増し、一度振動を始めたエンクロージュアが収束するのに時間がかかるようになってしまうのです。
楽器と同じく、「響かせるエンクロージュアを作るためには板厚は薄めがいい」というのが持論です。
それと強度を両立させる方法が、アルミ部材での補強でした。
強度のあるエンクロージュアは、透明度の高く、俊敏な低音を再生することができます。
さらに、ボーカルやソロ楽器などの中高音も、低音に埋もれずに細かいディテールを表現することができるようになります。
板の共振特性など、細かいデータはこちらにまとめておきました。
もし良ければ、ご覧ください♪
⇒ コラム「20. スピーカー箱を補強する意味」を読む
今日は「スピーカー箱の補強」について考えてみます。
冒頭の写真にあるように、オーディフィルが作製しているスピーカー内部にはアルミの補強部材が入っています。これは木材だけでは得られない高い強度を実現するための手法です。
スピーカーの強度が不足していると、ボンボンという箱鳴りが起こってしまうのは皆さんご存じのとおりだと思います。
一般的には、木材の厚みを増やすことで対応しており、確かに板厚を増すことで解決できることが多いです。
ただ、単純に板厚を増すだけでは、中高音域に癖が生じることもありました。
木材の体積や総重量が増し、一度振動を始めたエンクロージュアが収束するのに時間がかかるようになってしまうのです。
楽器と同じく、「響かせるエンクロージュアを作るためには板厚は薄めがいい」というのが持論です。
それと強度を両立させる方法が、アルミ部材での補強でした。
強度のあるエンクロージュアは、透明度の高く、俊敏な低音を再生することができます。
さらに、ボーカルやソロ楽器などの中高音も、低音に埋もれずに細かいディテールを表現することができるようになります。
板の共振特性など、細かいデータはこちらにまとめておきました。
もし良ければ、ご覧ください♪
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