<誤りや誤解しやすい文章があったので、10月20日12時50分に本日記は訂正しました。>
体が凍りついた。
アニメを見ていて時々陥るこの感覚は、想像を遥かに超えた物を感じたときに起こる。
そして、CLANNAD2話の「あのシーン」もそれに該当するものだった・・・
二話は、「あなたを、お連れしましょうか? この町の願いが叶う場所に・・・」
と言う場面から始まる。
率直に言ってしまうと、この場面ぐらいのクオリティなら他のアニメ制作会社が本気になれば問題なく描けるだろう。
そして、オープニング。AIRに似てるなぁとか思って見ているカノン5D。
ここからが、驚愕のシーン。
「少女の生活は孤独だった・・・少女以外には誰もいなかった。」
カノン5D:ん?
~巻き戻して再生~
カノン5D:まさか・・・ (゜д゜;;
~巻き戻してコマ送り再生~
カノン5D:マジだ・・・ (゜д゜) 全身鳥肌状態。
~巻き戻して再生~
カノン5D:手の部分は違うのかな?
~もう一回巻き戻してコマ送り再生~
カノン5D:組み立てる手のカットは、通常と同じか・・・
~巻き戻して再生~
カノン5D:にしても、さすが京アニだなぁ・・・
もう気づいていらっしゃる方も多いと思いますが、このシーンの少女の描写はセル画も含めて「24コマ/秒」でアニメーションをしていたのです。
~説明~
セルアニメでは、省力化のためセル動画部分の絵を15コマ/秒もしくはそれ以下のコマ数で動かすのが一般的。ただし、セル画でないCG部や背景画は常に24コマ/秒(もしくは30コマ/秒)となる。ちなみに、個人のアニメ製作では、省力化のため10コマ/秒以下である事も多い。
~説明終~
最初この場面を見たとき、「人物を各レイヤーに分割してCGで動かしているのかなぁ」と思いましたが、手を差し伸べるシーン等で分かるように、ホントにセル画で書かれているようです。
簡単に言うと、通常一秒間につき15コマ以下の枚数で済ませる少女の体の動きを24コマのセル動画とした事で、動画枚数は約2倍に、通常の半分の微細な動きを再現するため、作業の難しさは数倍になっているはずです。コマ数増大がどれほど大変かは、実際にアニメ製作してみれば分かりますw
Kanonでも採用されなかった、この贅沢なセルアニメーション方法が、まさか始まって2話で観れるとは・・・。「ある程度の新技術の投入」は予測していましたが、これは予測を遥かに超えていると言えます。
あとは、ホントに24コマ/秒で作画しているかが問題ですね。単なる物量投入なら、「本当に、よく頑張りましたねぇ。パチパチ」ってレベルの話で、セルアニメ製作方法として省力化という新方法を生み出した日本のTVアニメ史の単なる逆行ですが、もし「15コマ/秒以下の各セル画間のコマをコンピュータで埋める(単なる加算や平均化ではなく、各線や点の動きを判断し新たなセル画としてのフレームを作り出す)技術」なんて開発していたら、凄い事だと思います。
アニメーションノート誌とかの記事に載れば詳細が分かるのですが・・・
体が凍りついた。
アニメを見ていて時々陥るこの感覚は、想像を遥かに超えた物を感じたときに起こる。
そして、CLANNAD2話の「あのシーン」もそれに該当するものだった・・・
二話は、「あなたを、お連れしましょうか? この町の願いが叶う場所に・・・」
と言う場面から始まる。
率直に言ってしまうと、この場面ぐらいのクオリティなら他のアニメ制作会社が本気になれば問題なく描けるだろう。
そして、オープニング。AIRに似てるなぁとか思って見ているカノン5D。
ここからが、驚愕のシーン。
「少女の生活は孤独だった・・・少女以外には誰もいなかった。」
カノン5D:ん?
~巻き戻して再生~
カノン5D:まさか・・・ (゜д゜;;
~巻き戻してコマ送り再生~
カノン5D:マジだ・・・ (゜д゜) 全身鳥肌状態。
~巻き戻して再生~
カノン5D:手の部分は違うのかな?
~もう一回巻き戻してコマ送り再生~
カノン5D:組み立てる手のカットは、通常と同じか・・・
~巻き戻して再生~
カノン5D:にしても、さすが京アニだなぁ・・・
もう気づいていらっしゃる方も多いと思いますが、このシーンの少女の描写はセル画も含めて「24コマ/秒」でアニメーションをしていたのです。
~説明~
セルアニメでは、省力化のためセル動画部分の絵を15コマ/秒もしくはそれ以下のコマ数で動かすのが一般的。ただし、セル画でないCG部や背景画は常に24コマ/秒(もしくは30コマ/秒)となる。ちなみに、個人のアニメ製作では、省力化のため10コマ/秒以下である事も多い。
~説明終~
最初この場面を見たとき、「人物を各レイヤーに分割してCGで動かしているのかなぁ」と思いましたが、手を差し伸べるシーン等で分かるように、ホントにセル画で書かれているようです。
簡単に言うと、通常一秒間につき15コマ以下の枚数で済ませる少女の体の動きを24コマのセル動画とした事で、動画枚数は約2倍に、通常の半分の微細な動きを再現するため、作業の難しさは数倍になっているはずです。コマ数増大がどれほど大変かは、実際にアニメ製作してみれば分かりますw
Kanonでも採用されなかった、この贅沢なセルアニメーション方法が、まさか始まって2話で観れるとは・・・。「ある程度の新技術の投入」は予測していましたが、これは予測を遥かに超えていると言えます。
あとは、ホントに24コマ/秒で作画しているかが問題ですね。単なる物量投入なら、「本当に、よく頑張りましたねぇ。パチパチ」ってレベルの話で、セルアニメ製作方法として省力化という新方法を生み出した日本のTVアニメ史の単なる逆行ですが、もし「15コマ/秒以下の各セル画間のコマをコンピュータで埋める(単なる加算や平均化ではなく、各線や点の動きを判断し新たなセル画としてのフレームを作り出す)技術」なんて開発していたら、凄い事だと思います。
アニメーションノート誌とかの記事に載れば詳細が分かるのですが・・・
でもいきなりあんな感じで動き出すとビビリますね(笑)
本作はまだ始まったばかりなので、これからが楽しみです☆