ミューズの方舟のスピーカーコンテストは、いよいよ来週。
出品に向けて、最終の音質チューニングは続きます!

さて、前回は「45°カット」について説明しましたが、
83Diamondには、まだまだ技術が投入されています。
その一つが、「ハイブリッド・レゾナンスチューブ」です。

「S-049 ツイン・ウィング」にも搭載され、スピーカー再生技術研究会で好評を頂いた方式を、8cmフルレンジ用としてダウンサイズして搭載しました。
構造としてはシンプルで、途中で大きく断面積を変えた共鳴管としています。こうすることで複数の共鳴を励起でき、幅広い低音を違和感なく増幅できるのです。

実際に、83Diamondの基本共鳴周波数は70Hzですが、その3倍音や5倍音といったベースの倍音のほか、「ハイブリッド・レゾナンスチューブ」による140Hzの低音放射も確認されています。
さらに、昨年のミューズコンテスト作品「S-045 スワン・ザ・バスレフ」から定番となった「桧アンカー」も搭載しています。

ユニットの後ろに桧無垢材を貼りつけることで、中域の厚みや表現力を向上させます。

どんなに良いスピーカーであっても、録音の優劣を理由に音楽を楽しめないようでは困りものであるとカノン5Dは考えます。
「桧アンカー」を搭載したスピーカーは、優秀録音はより素晴らしく、アニソンもより豊かで楽しめる再生音となるのが特徴です。
ラストは、83Diamondの設計図と特性表を公開します。

<軸上50cm>

<ユニット直前>

<ダクト直前>

<インピーダンス特性>

それでは皆様、来週はコンテスト会場でお会いしましょう!
出品に向けて、最終の音質チューニングは続きます!

さて、前回は「45°カット」について説明しましたが、
83Diamondには、まだまだ技術が投入されています。
その一つが、「ハイブリッド・レゾナンスチューブ」です。

「S-049 ツイン・ウィング」にも搭載され、スピーカー再生技術研究会で好評を頂いた方式を、8cmフルレンジ用としてダウンサイズして搭載しました。
構造としてはシンプルで、途中で大きく断面積を変えた共鳴管としています。こうすることで複数の共鳴を励起でき、幅広い低音を違和感なく増幅できるのです。

実際に、83Diamondの基本共鳴周波数は70Hzですが、その3倍音や5倍音といったベースの倍音のほか、「ハイブリッド・レゾナンスチューブ」による140Hzの低音放射も確認されています。
さらに、昨年のミューズコンテスト作品「S-045 スワン・ザ・バスレフ」から定番となった「桧アンカー」も搭載しています。

ユニットの後ろに桧無垢材を貼りつけることで、中域の厚みや表現力を向上させます。

どんなに良いスピーカーであっても、録音の優劣を理由に音楽を楽しめないようでは困りものであるとカノン5Dは考えます。
「桧アンカー」を搭載したスピーカーは、優秀録音はより素晴らしく、アニソンもより豊かで楽しめる再生音となるのが特徴です。
ラストは、83Diamondの設計図と特性表を公開します。

<軸上50cm>

<ユニット直前>

<ダクト直前>

<インピーダンス特性>

それでは皆様、来週はコンテスト会場でお会いしましょう!
長岡鉄男氏は工作を容易にするため、(一部を除いて)なるべく斜め接合を避けていたと思いますが、その拘りを捨てると、また色々と展望が開けて来ることを、「S-049、S-054」は教えてくれたと思います。
「S-054」の上面は、何だか「侍の月代(さかやき)」のように見えて可愛い。中央の黒い仕切り板を上に伸ばすとさらにそう見えそうです。一説によると、月代を始めたのは織田信長だと言われています。「S-054」の裏のコンセプトは「信長の野望」か!
斜めカットを使うと、デザインに自由度が出ますね。長岡先生の作品は、良くも悪くも質実剛健なデザインが多いので、現代スピーカーっぽいデザインを取り込むと面白い作品になると思います。
先日行ったインタナショナルオーディオショウは、こういう視点でも刺激的なものでしたね♪