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【ネタバレ】CLANNAD - クラナド - 第22話「影二つ」

2008年03月31日 13時21分54秒 | アニメ
え~っと、CLANNADも最終話を迎えました。
(実際は、あと一話残っていますが・・・)

やはり、期待通りの仕事をしてくれますね。CLANNADらしい春の雰囲気を見事に描き、キャラクターを表情豊かに動かせていました。
絵の方では、春の日差しを表現する方法として全体の色彩を淡く、そして陰影を若干強調する絵が印象的でした。そして、細やかな仕草を丹念に描いたのは京アニスタッフの優秀さの証明だといえます。

各キャラクターのエンドを中心に振り返ってみましょうか。
第9話「夢の最後まで」
風子編END。典型的なkey的ストーリーのように感じます。ちなみに、Kanonの真琴ENDは10話だったので、CLANNADの方が展開は早いといえるかもしれません。
本話以降に、風子≒ギャグキャラとして度々登場するのがCLANNADらしいですね。そして、病院にいる本物の(?)風子は一体何所へww

14話「Theory of Everything」
ことみ編END。ぬいぐるみが入ったバッグが、人々の手を渡っていくシーンは鳥肌物でした。そして、意外だったのは青髪キャラなのに夕焼けシーンを多用していたこと。勝手な経験則なら「橙髪(もしくは目)+夕焼け」「青髪+夜」というのが定番だと思っていたもので・・・・

18話「逆転の秘訣」
智代編ENDかと思いきや、杏・椋編ENDでもあった本話。智代の印象が薄くなるくらい、藤林姉妹の印象は強かったです。実際、key+京アニの3作品を通して、サブヒロインに恋愛感情が芽生えるのは「CLANNAD」が初めてではないでしょうか。

22話「影二つ」
渚編END・・・少なくとも一区切り。渚の事より、渚父の台詞が印象的な回でした。まあ、あれだけストレートに台詞として表現するのも好き好みが分かれる所だと思いますが、渚の子供時代の出来事→渚のマイナス思考と、窮屈なシーンが続いたため、このストレートで鮮烈な渚父の台詞は最高でした。


結局、「CLANNAD(京アニ版)」はアフターストーリー含めて完結を迎えるのでしょう。今のままでは、幻想世界も単なる「お話」、だんご大家族も渚が好きな単なる「流行歌」の域に留まっていますし、OP映像中のシーンにも不明点が多いですね。

ただ、確実にいえることは、「AIR」とも「Kanon」とも異なる雰囲気を持つ作品だということです。各キャラクターがENDを迎えても度々登場するのは、「家族」だからではないでしょうか。藤林姉妹も、恋人として挫折しても「家族」としての絆は消えることは無いのです。


そして、アフターストーリーの行方。TBS秋の特別編として2話構成になるのか? 次の秋からの2クール作品なのか? それとも、ハルヒ1クールの後に1クール作品となるのか!?

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