オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

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リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

[S-040] ネットワーク調整

2015年01月31日 18時12分24秒 | オーディオ
今日は、センタースピーカー<S-040>のネットワーク調整をやっていました。
大型の3wayセンタースピーカーなのですが、ネットワークの調整が疎かだったために、音質的には微妙なままでした。



FT7RP 2uF (逆相)
FE108EΣ 10uF+0.13mH (正相)
FW168HR 0.25mH (並列接続)(逆相)

この状態だと、どう聞いても横にあるB&Wの入門機のほうが良い音なのです。
自作スピーカーなのに、CP比で市販品に負けるとか、製作者として許しがたい事実でありますorz


んで、変更後はこちら。
FT-7PR 1uF (逆相)
FE108EΣ 22uF+0.25mH (正相,ATT)
FW168HR 1.0mH (直列接続)(逆相)

一応、マトモな音になってきたと感じています。
ユニットの本領発揮にはマダマダですが、これでしばらく満足して聴くことができるでしょう。

最後に、ネットワーク調整しながら気づいた点を二つほど書いておきます。
①ウーハーのクロス周波数は、周波数特性(実測)を参考にして、高域ピークを潰せるような周波数を基本とすること。
②「ウーハーの能率<ツイーターの能率」となるのは大前提。3wayであっても、まずはツイーターとウーハーで鳴らして、綺麗なドンシャリとなるか確認すべし。


フルレンジ派の私ですが、たまには腰を据えてマルチウェイで遊んでみるのもイイですね♪

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