AKB48劇場を経由して、コイズミ無線へ。
爆音を浴びたせいで、ちょっと耳に違和感が…(ヲイw
試聴開始15分前の到着しましたが、
会場には既に数人のお客さんと、評論家の浅生先生の姿がありました。
私は左スピーカー前の最前列へ。
今回試聴するのは、
・BK105WK+FF105WK
・BK165WK+FF165WK
の二種類の箱&ユニットに加えて、
・浅生先生設計箱+FT-7RP+FW108N×2
という、stereo誌11月号に掲載予定のスピーカーです。
駆動は基本的にアキュフェーズのペアでした。
試聴は、BKWKの二機種から行いました。
この箱は、FFKWシリーズのユニットにマッチするように作られていて、
ユニットと合わせて購入することで、
ハンダ付けなど難しい工作なしに完成できる、初心者にも最適な箱になっています。
早速、10cmフルレンジのBK105WK+FF105WKを試聴。
まず、全体的に非常に爽やかな感じの音だと分かります。
JAZZを聴くと、シンバルの質感が見えるような、心地よい粒立ち感が得られます。
これは、センタードームの形状が効いているのだと思います。
一方、クラッシックや声楽曲を聴くと、全体として高域寄りのバランスが気になります。
低音は低い方まで伸張しているのですが、量感自体は少なめです。
もしかしたら、一般家庭で壁に近づけて設置する事で、低音量感を補完する事ができるかもしれません。
次は、16cmフルレンジのBK165WK+FF165WKを試聴。
口径が大きくなったぶん、各楽器の表情がずっとリアルに感じられます。
チェロの帯域ま朗々と鳴るので、音楽全体が豊かに聴こえるのは有り難いです。
さらに、古典的な16cmフルレンジとは異なり、
高域のレンジが十分確保されています。
クラッシックを聴くと、各楽器の周囲の空間に潤いが感じられ、
FFWKシリーズに共通する爽やかさが感じられました。
JAZZは、冷静で写実的な表現です。これは好みで分かれるかもしれません。
エンクロージュア材質のMDF材に起因している響きだと思うので、
無垢材や合板を使って箱を作ることで解決できそうです。
さて、最後は浅生先生設計のstereo誌11月号掲載作品の、
FT7RP+FW109Nの2.5wayです。
ユニット自体は昔から発売されている物ですが、
リボン型ツイーター(FT7RP)と二発の10cmウーハー(FW109N)の組み合わせは、
現代的な市販スピーカーを連想させるルックスです。
試聴すると、
やはり高級ユニット(片チャンネルで約3万円)だけあって、
弱音の表現力が高いことが分かります。
高域がリボン型を採用していることもあって、
ソプラノを聴いても、決して甲高く鋭い高域になることはなく、
繊細に、丁寧に描かれていくのが印象的です。
10cmウーハーは、それぞれ異なる帯域を担当しており、
下側のウーハーは最低域のみを鳴らす設計になっています。
その成果もあって、低音域は箱の大きさを超えた深く沈み込む表現力を持っていました。
一方で、チェロの生々しさは、先程聴いた16cmフルレンジに一歩劣るところがありました。
やはり振動板重量(→低音のスピード感)の影響は大きいようで、浅生先生も同様のことを言っていました。
この後、真空管アンプと半導体アンプの聴き比べを行いましたが、
余りにも条件(ラックなど)が違うので、比較としては酷な感じでした。
今回、色々なユニットを聴きましたが、
大口径(?)フルレンジの良さと現代的な表情を持ち合わせたFF165WKが気になったカノン5Dでした。
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FFWKシリーズ
http://www.fostex.jp/craft/products/category/95
BKWKシリーズ
http://www.fostex.jp/craft/products/category/101
爆音を浴びたせいで、ちょっと耳に違和感が…(ヲイw
試聴開始15分前の到着しましたが、
会場には既に数人のお客さんと、評論家の浅生先生の姿がありました。
私は左スピーカー前の最前列へ。
今回試聴するのは、
・BK105WK+FF105WK
・BK165WK+FF165WK
の二種類の箱&ユニットに加えて、
・浅生先生設計箱+FT-7RP+FW108N×2
という、stereo誌11月号に掲載予定のスピーカーです。
駆動は基本的にアキュフェーズのペアでした。
試聴は、BKWKの二機種から行いました。
この箱は、FFKWシリーズのユニットにマッチするように作られていて、
ユニットと合わせて購入することで、
ハンダ付けなど難しい工作なしに完成できる、初心者にも最適な箱になっています。
早速、10cmフルレンジのBK105WK+FF105WKを試聴。
まず、全体的に非常に爽やかな感じの音だと分かります。
JAZZを聴くと、シンバルの質感が見えるような、心地よい粒立ち感が得られます。
これは、センタードームの形状が効いているのだと思います。
一方、クラッシックや声楽曲を聴くと、全体として高域寄りのバランスが気になります。
低音は低い方まで伸張しているのですが、量感自体は少なめです。
もしかしたら、一般家庭で壁に近づけて設置する事で、低音量感を補完する事ができるかもしれません。
次は、16cmフルレンジのBK165WK+FF165WKを試聴。
口径が大きくなったぶん、各楽器の表情がずっとリアルに感じられます。
チェロの帯域ま朗々と鳴るので、音楽全体が豊かに聴こえるのは有り難いです。
さらに、古典的な16cmフルレンジとは異なり、
高域のレンジが十分確保されています。
クラッシックを聴くと、各楽器の周囲の空間に潤いが感じられ、
FFWKシリーズに共通する爽やかさが感じられました。
JAZZは、冷静で写実的な表現です。これは好みで分かれるかもしれません。
エンクロージュア材質のMDF材に起因している響きだと思うので、
無垢材や合板を使って箱を作ることで解決できそうです。
さて、最後は浅生先生設計のstereo誌11月号掲載作品の、
FT7RP+FW109Nの2.5wayです。
ユニット自体は昔から発売されている物ですが、
リボン型ツイーター(FT7RP)と二発の10cmウーハー(FW109N)の組み合わせは、
現代的な市販スピーカーを連想させるルックスです。
試聴すると、
やはり高級ユニット(片チャンネルで約3万円)だけあって、
弱音の表現力が高いことが分かります。
高域がリボン型を採用していることもあって、
ソプラノを聴いても、決して甲高く鋭い高域になることはなく、
繊細に、丁寧に描かれていくのが印象的です。
10cmウーハーは、それぞれ異なる帯域を担当しており、
下側のウーハーは最低域のみを鳴らす設計になっています。
その成果もあって、低音域は箱の大きさを超えた深く沈み込む表現力を持っていました。
一方で、チェロの生々しさは、先程聴いた16cmフルレンジに一歩劣るところがありました。
やはり振動板重量(→低音のスピード感)の影響は大きいようで、浅生先生も同様のことを言っていました。
この後、真空管アンプと半導体アンプの聴き比べを行いましたが、
余りにも条件(ラックなど)が違うので、比較としては酷な感じでした。
今回、色々なユニットを聴きましたが、
大口径(?)フルレンジの良さと現代的な表情を持ち合わせたFF165WKが気になったカノン5Dでした。
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FFWKシリーズ
http://www.fostex.jp/craft/products/category/95
BKWKシリーズ
http://www.fostex.jp/craft/products/category/101
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