スピーカー設計の話が長々と続いてしまいますが、もう少しお付き合いくださいw
今回の5管式バックロードは音道が3.7mと、かなり長め。
バックロード自作界では、音が遅れることを嫌い、音道は2m~3mが基本のよう。
音道3m以上の報告は、20cm以上の口径では度々あるものの、
10cmフルレンジではあまり見当たりませんでした。
そんなことから、10cm・12cmフルレンジで長めの音道を採用した作例を、引用する形で紹介します。
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「ひょせんのホームシアターのすすめ」 より
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/yh1305/spg10-10.html
本機のホーン長は約290cmでスーパースワンよりも40cm程度長いのだが、ホーンの実効容積が大きくなりすぎると音がふやけてしまうため、広がり率を抑えてトータルではスーパースワンと同等の容積としてある。
予想以上に伸びた低域も存分に威力を発揮して、コントラバス・マリンバの重低音も、パイプオルガンの風圧も、SF映画の地鳴りや爆発音も、とても10cmBHとは思えないような鼓膜を圧迫するような音がモリモリ出てくる。
T's DIY Histories より
http://www.geocities.jp/ts_diy/av004.html
また、全体にホーン長は2900mmと3mに近いため、それなりにバックロードのホーンの役割を果たしてくれるのではないかと期待しつつ設計しました。
(FF125K使用)FF85Kの元気のよいストレート感とリアル感に富んだ音を踏襲しつつ、その中に下から沸きあがってくるような低音。なんていうんですかねー。
数ヶ月経つと ~ 低音はさらに深く落ち着いて鳴ってくれてますし、中高音はスピーカーの特徴どおりすっきりした元気のよさをあらわしてくれています。少し難があるとすれば、低音が少しもたつく感じがある
カネコ木工 より
http://www.e-bhsp.com/origin-kds10000-frame.html
実にホーン全長は3.4mに及び、音道の折り返し回数も9回。長岡式BHの設計で10cmユニットに対しては限界ギリギリのホーン全長ですが、開口面積も十分広げられたことにより、クラシック再生も余裕でこなす、30Hzからの低域再生を実現しています。まさにそれは10cmユニットの低音とは信じがたい、常識破りのものでしょう。
「長岡鉄男のオリジナルスピーカー設計術[図面集編Ⅰ]」
アンモナイト L L (ホーン長 3.4 m)
12cmユニットとは思えぬ重低音、超低音の再生能力を発揮するが、ホーンが長くなった影響は出てきている。スピードの早い低音感ではなく、ゆったりと出てくる低音である。この辺が成長の限界か?。
小林スピーカー研究所
http://www.geocities.jp/sp_koba1/centerhorn.html
CHシリーズでは、比較的音道の設計の自由度が大きいため、コンパクトにも関わらず、音道を容易に3.5m以上とする事が出来ます。FE-108ESⅡや、108EΣなどで、身の丈1m以下、奥行き40cm幅24cmのコンパクトサイズで音道3.6m!
また、CHでは低音が中央から出てくるので、低音が体にぶち当たってきます。スピーカー前のリスニングポジションにおいても、30Hzの重低音を体感する事が出来ます。
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とりあえず、低音域は伸びるというのは全員一致で、
低音がボケるか、締まりのある低音が得られるかは設計次第ということのようです。
少なくとも、ホーン長 3.7mというのは前例がないようなので、
完成が楽しみです。
(週明けに板を発注します)
今回の5管式バックロードは音道が3.7mと、かなり長め。
バックロード自作界では、音が遅れることを嫌い、音道は2m~3mが基本のよう。
音道3m以上の報告は、20cm以上の口径では度々あるものの、
10cmフルレンジではあまり見当たりませんでした。
そんなことから、10cm・12cmフルレンジで長めの音道を採用した作例を、引用する形で紹介します。
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「ひょせんのホームシアターのすすめ」 より
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/yh1305/spg10-10.html
本機のホーン長は約290cmでスーパースワンよりも40cm程度長いのだが、ホーンの実効容積が大きくなりすぎると音がふやけてしまうため、広がり率を抑えてトータルではスーパースワンと同等の容積としてある。
予想以上に伸びた低域も存分に威力を発揮して、コントラバス・マリンバの重低音も、パイプオルガンの風圧も、SF映画の地鳴りや爆発音も、とても10cmBHとは思えないような鼓膜を圧迫するような音がモリモリ出てくる。
T's DIY Histories より
http://www.geocities.jp/ts_diy/av004.html
また、全体にホーン長は2900mmと3mに近いため、それなりにバックロードのホーンの役割を果たしてくれるのではないかと期待しつつ設計しました。
(FF125K使用)FF85Kの元気のよいストレート感とリアル感に富んだ音を踏襲しつつ、その中に下から沸きあがってくるような低音。なんていうんですかねー。
数ヶ月経つと ~ 低音はさらに深く落ち着いて鳴ってくれてますし、中高音はスピーカーの特徴どおりすっきりした元気のよさをあらわしてくれています。少し難があるとすれば、低音が少しもたつく感じがある
カネコ木工 より
http://www.e-bhsp.com/origin-kds10000-frame.html
実にホーン全長は3.4mに及び、音道の折り返し回数も9回。長岡式BHの設計で10cmユニットに対しては限界ギリギリのホーン全長ですが、開口面積も十分広げられたことにより、クラシック再生も余裕でこなす、30Hzからの低域再生を実現しています。まさにそれは10cmユニットの低音とは信じがたい、常識破りのものでしょう。
「長岡鉄男のオリジナルスピーカー設計術[図面集編Ⅰ]」
アンモナイト L L (ホーン長 3.4 m)
12cmユニットとは思えぬ重低音、超低音の再生能力を発揮するが、ホーンが長くなった影響は出てきている。スピードの早い低音感ではなく、ゆったりと出てくる低音である。この辺が成長の限界か?。
小林スピーカー研究所
http://www.geocities.jp/sp_koba1/centerhorn.html
CHシリーズでは、比較的音道の設計の自由度が大きいため、コンパクトにも関わらず、音道を容易に3.5m以上とする事が出来ます。FE-108ESⅡや、108EΣなどで、身の丈1m以下、奥行き40cm幅24cmのコンパクトサイズで音道3.6m!
また、CHでは低音が中央から出てくるので、低音が体にぶち当たってきます。スピーカー前のリスニングポジションにおいても、30Hzの重低音を体感する事が出来ます。
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とりあえず、低音域は伸びるというのは全員一致で、
低音がボケるか、締まりのある低音が得られるかは設計次第ということのようです。
少なくとも、ホーン長 3.7mというのは前例がないようなので、
完成が楽しみです。
(週明けに板を発注します)
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