イラクに勝ったけど・・・

　サッカーＷ杯のアジア最終予選で、日本代表がイラクに１－０で勝ちました。

　一日動き回って、おまけにゴルフレッスンまでしてたじいちゃんは、眠い目を擦りながら必死でＴＶ観戦してましたが、暑さと強風のためか、なんかダラタラした戦いにふーっと意識が遠のいてしまうこともありました。

　すでに、Ｗ杯出場を決めている日本は、これまで控えに回っていた選手たちを先発させ、本田をはじめとする主力組をコンフェデレーション杯のために温存した布陣でした。

　先週オーストラリアと引き分けてＷ杯出場を決めた後の記者会見で、本田が「個の力をもっと伸ばさないと優勝できない！」とチームメートに苦言を呈していましたが、そんなこんなで出場した選手たちは、なんとかいいところを見せようとガチガチで、なかなかパスもつながらず、相変わらずシュートを外し続け、終了間際に岡崎が蹴りこんで得点を挙げたにとどまりました。

　ワントップのハーフナーなんかは、もうボールが足につかない感じだし、清武も持ち味を発揮できませんでした。

　ただ、マンチェスターＵで活躍している香川や古株の遠藤がチームを引っ張ってたのが、印象に残っただけです。

　本田をはじめ選手たちは口々に「（Ｗ杯で）優勝を狙う！」と言ってますが、あと一年かけてザック監督は選手たちを篩にかけて、どんなチームを作るんでしょうか？

　解説をしてたゴン中山があの「ドーハの悲劇」でアメリカＷ杯出場を逃してから、今年で丸２０年がたちました。

　２０年前には、Ｗ杯出場なんて夢だった日本が、Ｗ杯出場の常連国になり、選手たちが「優勝を狙ってる！」なんて言葉が聞けるなんて、じいちゃんの生きてるうちにはないだろうと思ってたんですが、まさか子供たちの世代が、それを語ることができることになろうとは・・・。

　本当に感慨深いじいちゃんです。