日本代表も出場しているコンフェデレーション杯が開催されているブラジルで大規模なデモが行われているようです。
首都ブラジリアを中心に各都市で20万人に上る人たちがこのデモに参加しています。
この原因となったのが、食料品などの高騰らしく「来年のW杯開催も無駄!」というシュプレヒコールを叫んでいるようです。
「今月2日に、最大都市サンパウロで公共交通機関の運賃が値上げされたのをきっかけに起きたデモが他都市に波及。15日開幕のコンフェデ杯やW杯に政府が投じている巨額資金を、教育や貧困対策に回すよう求めるデモも起きて一体化した。(日経)」
ということで、あのサッカー大好きなブラジル国民がW杯開催を無駄と叫んでいるということは、よほどブラジル国民は生活に困窮しているということでしょう。
今、世界中で政府の政策に対する非難の声を上げるデモや暴動が起こっています。
2020年のオリンピック開催地を目指して、争っているトルコと日本。
このトルコの暴動騒ぎで、東京が招致に勝つのではないかという声が高まっています。
日本では、最近大規模なデモや暴動などは起きていませんが・・・、じいちゃんが覚えている限りでは70年安保闘争や成田闘争など、多くの政府対国民(といっても、ほとんどが学生主導のものだった)の戦いが繰り広げられてきました。
日本の闘争活動が減少したのは、「経済的に豊かになったこと」と「政府に反対しないようにするための骨抜き教育」にあるんじゃないでしょうか?
つまり、「個性を育てる」という標語を使った「人のことなんて関係ない!自分のことをまず考えて!という個人主義的偏狭教育」の賜物ではないかとじいちゃんは思います。
「人とはなるべく争わない、みんなで一緒に何かを決めて、責任は負わない」という目に見えない精神教育で、日本の古くから残る「助け合いの精神」を踏み間違えたような教育が昭和40年代後半から続けられていて、今では大学生がヘルメットをかぶってキャンバスでマイク片手に大声を挙げてるなんて風景は皆無になりました。
じいちゃんが大学生の頃は、安保闘争の名残があって、キャンパスのあちこちに「○○反対!」などと赤字で大きく書かれた看板があり、夕方になると30人ぐらいの学生が「○○はんた~い! ワッセ! ワッセ!(だったかなぁ~)」と叫びながらスクラムを組んで練り走っていました。
それが終わるとマイク片手に大看板の前で、キャンパスを歩いている他の学生に向けて「われわれは~・・・、○○に対して~・・・、断固とした~・・・、反対を~・・・、表明する~!」なんて独特の言い回しのアジテート(「扇動する」という意味です)を行っていました。
国民が政府に対して大規模なデモを起こす国がいいのか、国民が牙を抜かれて政府に従順に従う国がいいのか?
じいちゃんには、どちらがいいとは言えませんが、「国民みんなが幸せを感じて、楽しく生きていける国(ああ~、じいちゃんも骨抜きになってるなぁ~)」があれば、すぐにでも一人で移住したいと思います。
首都ブラジリアを中心に各都市で20万人に上る人たちがこのデモに参加しています。
この原因となったのが、食料品などの高騰らしく「来年のW杯開催も無駄!」というシュプレヒコールを叫んでいるようです。
「今月2日に、最大都市サンパウロで公共交通機関の運賃が値上げされたのをきっかけに起きたデモが他都市に波及。15日開幕のコンフェデ杯やW杯に政府が投じている巨額資金を、教育や貧困対策に回すよう求めるデモも起きて一体化した。(日経)」
ということで、あのサッカー大好きなブラジル国民がW杯開催を無駄と叫んでいるということは、よほどブラジル国民は生活に困窮しているということでしょう。
今、世界中で政府の政策に対する非難の声を上げるデモや暴動が起こっています。
2020年のオリンピック開催地を目指して、争っているトルコと日本。
このトルコの暴動騒ぎで、東京が招致に勝つのではないかという声が高まっています。
日本では、最近大規模なデモや暴動などは起きていませんが・・・、じいちゃんが覚えている限りでは70年安保闘争や成田闘争など、多くの政府対国民(といっても、ほとんどが学生主導のものだった)の戦いが繰り広げられてきました。
日本の闘争活動が減少したのは、「経済的に豊かになったこと」と「政府に反対しないようにするための骨抜き教育」にあるんじゃないでしょうか?
つまり、「個性を育てる」という標語を使った「人のことなんて関係ない!自分のことをまず考えて!という個人主義的偏狭教育」の賜物ではないかとじいちゃんは思います。
「人とはなるべく争わない、みんなで一緒に何かを決めて、責任は負わない」という目に見えない精神教育で、日本の古くから残る「助け合いの精神」を踏み間違えたような教育が昭和40年代後半から続けられていて、今では大学生がヘルメットをかぶってキャンバスでマイク片手に大声を挙げてるなんて風景は皆無になりました。
じいちゃんが大学生の頃は、安保闘争の名残があって、キャンパスのあちこちに「○○反対!」などと赤字で大きく書かれた看板があり、夕方になると30人ぐらいの学生が「○○はんた~い! ワッセ! ワッセ!(だったかなぁ~)」と叫びながらスクラムを組んで練り走っていました。
それが終わるとマイク片手に大看板の前で、キャンパスを歩いている他の学生に向けて「われわれは~・・・、○○に対して~・・・、断固とした~・・・、反対を~・・・、表明する~!」なんて独特の言い回しのアジテート(「扇動する」という意味です)を行っていました。
国民が政府に対して大規模なデモを起こす国がいいのか、国民が牙を抜かれて政府に従順に従う国がいいのか?
じいちゃんには、どちらがいいとは言えませんが、「国民みんなが幸せを感じて、楽しく生きていける国(ああ~、じいちゃんも骨抜きになってるなぁ~)」があれば、すぐにでも一人で移住したいと思います。