日本野球機構(NPB)が「飛ぶ球」に開幕から変更していたことを隠蔽していたことが明るみに出て問題になっています。
昨日この件に関して、記者会見が開かれ加藤コミッショナーが「私は知らなかった」と言い、なおかつ「これは不祥事ということではないので、辞任しない」とのたまっています。
下田事務局長をはじめとする数人しかこの変更は知らなかったということで、納品していたミズノにも変更の口止めをしていたようです。
事務局長の前日の話では「コミッショナーも了解していた」とのことでしたが、前言を翻しています??
そもそも、以前(昨年まで使ってた)の「統一球」が余っていて、何とか使い切ったのがオープン戦の終了時・・・、開幕からいきなり変更ということでは、混乱が起こるということらしかったんですが、「変更がない」と言われていても選手たちは、その道のプロですから「今年のボールは飛ぶ!」ことに関してはもちろんおかしいと思ってNPBに質問して露見したのです。
ここには、日本のスポーツ界全体で起きてる様々な問題が凝縮されているように見えます。
今回は野球に絞りますが、加藤良三コミッショナーとは一体どんな人物なのかを調べてみました。
案の定、東大法学部卒、外務省に入って、外交官を務めた官僚(じいちゃんが大っきらいな)です。
あの魔窟と呼ばれた外務省の出身者です。
当然のことながら、隠蔽工作はお手の物。「私は、何も知らん」で、これまですべてを切り抜けて来たことでしょう。
今回の変更も多分知ってたでしょう。でも問題が明るみに出て「わしは知らんかったことにしておけ!」とか恫喝して事務局長に責任を負わせようとしてるんじゃないかと勘ぐってしまうのはじいちゃんだけでしょうか?
以前の「統一球」は飛ばなくて、ホームランも少なく、野球が面白くないというファンも多かったです。
そこでNPBは、規定範囲内での変更(4mぐらい多く飛ぶらしい)をミズノに頼んだようです。
「統一球」は中国で作られているらしく、多めに発注しておかないと納品期限に間に合わなくなる(試合で使うボールが無くなってしまう)かもしれないということらしく、以前からミズノには発注とボールの検証を行わせていたようです。
しかし、余ってたボールを使い切ったのがオープン戦の終わりだったそうで、本来ならオープン戦から今後は「この新しいボールを使うよ」と言っておけばよかったものの、選手から「それじゃ、オープン戦から新しいボールを使わせろ! どんなに古いボールが余ってたって、そんなの俺たちにゃ関係ねぇ」という声があがるのを恐れたんじゃないかと思います。
多分、以前の「統一球」がものすごく余ってたんでしょう。これも会計監査の時、余ったボールを破棄して無駄な予算を使ったと言われないようにという官僚的発想の配慮だったかもしれません。この話を聞いた時コミッショナーは「よきに計らえ」とでも言ってたんじゃないでしょうか?
もしボールが余ってたなら、練習用のボールを買う予算がなくて困ってる学校や海外の国々へ寄付するとか、考えられなかったんでしょうか?
こうすれば、「新しい統一球」を使って選手も安心してプレーできるし、寄付するという行為で美談としてマスコミに取り上げられるのに、官僚的姑息手段を考えちゃうから、おかしなことになるんですね。
まあ、こんなところが、今回NBLの責任問題に発展しないようにとの隠蔽の出発点だったんじゃないでしょうか。
とにかく、自分が責任を負いたくない人を人の上に立たせるこの国の官僚構造は、本当に不思議です。
この問題の責任は、「下田事務局長」が辞任という形でとるようですが、コミッショナーのニヤリと笑うイヤらしい顔が浮かんでしまうじいちゃんです。
昨日この件に関して、記者会見が開かれ加藤コミッショナーが「私は知らなかった」と言い、なおかつ「これは不祥事ということではないので、辞任しない」とのたまっています。
下田事務局長をはじめとする数人しかこの変更は知らなかったということで、納品していたミズノにも変更の口止めをしていたようです。
事務局長の前日の話では「コミッショナーも了解していた」とのことでしたが、前言を翻しています??
そもそも、以前(昨年まで使ってた)の「統一球」が余っていて、何とか使い切ったのがオープン戦の終了時・・・、開幕からいきなり変更ということでは、混乱が起こるということらしかったんですが、「変更がない」と言われていても選手たちは、その道のプロですから「今年のボールは飛ぶ!」ことに関してはもちろんおかしいと思ってNPBに質問して露見したのです。
ここには、日本のスポーツ界全体で起きてる様々な問題が凝縮されているように見えます。
今回は野球に絞りますが、加藤良三コミッショナーとは一体どんな人物なのかを調べてみました。
案の定、東大法学部卒、外務省に入って、外交官を務めた官僚(じいちゃんが大っきらいな)です。
あの魔窟と呼ばれた外務省の出身者です。
当然のことながら、隠蔽工作はお手の物。「私は、何も知らん」で、これまですべてを切り抜けて来たことでしょう。
今回の変更も多分知ってたでしょう。でも問題が明るみに出て「わしは知らんかったことにしておけ!」とか恫喝して事務局長に責任を負わせようとしてるんじゃないかと勘ぐってしまうのはじいちゃんだけでしょうか?
以前の「統一球」は飛ばなくて、ホームランも少なく、野球が面白くないというファンも多かったです。
そこでNPBは、規定範囲内での変更(4mぐらい多く飛ぶらしい)をミズノに頼んだようです。
「統一球」は中国で作られているらしく、多めに発注しておかないと納品期限に間に合わなくなる(試合で使うボールが無くなってしまう)かもしれないということらしく、以前からミズノには発注とボールの検証を行わせていたようです。
しかし、余ってたボールを使い切ったのがオープン戦の終わりだったそうで、本来ならオープン戦から今後は「この新しいボールを使うよ」と言っておけばよかったものの、選手から「それじゃ、オープン戦から新しいボールを使わせろ! どんなに古いボールが余ってたって、そんなの俺たちにゃ関係ねぇ」という声があがるのを恐れたんじゃないかと思います。
多分、以前の「統一球」がものすごく余ってたんでしょう。これも会計監査の時、余ったボールを破棄して無駄な予算を使ったと言われないようにという官僚的発想の配慮だったかもしれません。この話を聞いた時コミッショナーは「よきに計らえ」とでも言ってたんじゃないでしょうか?
もしボールが余ってたなら、練習用のボールを買う予算がなくて困ってる学校や海外の国々へ寄付するとか、考えられなかったんでしょうか?
こうすれば、「新しい統一球」を使って選手も安心してプレーできるし、寄付するという行為で美談としてマスコミに取り上げられるのに、官僚的姑息手段を考えちゃうから、おかしなことになるんですね。
まあ、こんなところが、今回NBLの責任問題に発展しないようにとの隠蔽の出発点だったんじゃないでしょうか。
とにかく、自分が責任を負いたくない人を人の上に立たせるこの国の官僚構造は、本当に不思議です。
この問題の責任は、「下田事務局長」が辞任という形でとるようですが、コミッショナーのニヤリと笑うイヤらしい顔が浮かんでしまうじいちゃんです。