今年は、年始以来ゴルフのお誘いが多い。
普段は月1~2ぐらいだが今月は毎週予定が入っている。
そんなにラウンドしているのに毎回スコアが良くないのは情けない限りだ。
今回のゴルフ旅行でも、初めて行ったコースということを差し引いても、あまりのひどさ・・・。
今朝、家の掃除をしながら「なんでなんだろなぁ~」と考えていて、基本的にゴルフがじいちゃんの性格に全く合わないスポーツなのではないかということに思い当った・・・。
まずは、子供の頃からのスポーツ体験を紐解いてみて分ったことだが「個人競技」は昔からダメだったこと。
跳んだり、走ったりする陸上競技、水泳、剣道、テニスなどは学校の代表として地区大会に参加していたので、運動音痴という訳でもなかったが、地区大会では精々小学校の時100メートル走で2位になって名古屋市大会に出たがドンケツ・・・だったくらい・・・。
それに引き換え集団競技の野球やサッカーは、地区大会で優勝したり、所属してたサッカークラブから中部大会へ選抜出場したり、あと一歩で高校サッカーの全国大会へ行くけるところまで勝ち進んだりしたことがあった。
野球は小学生の頃キャッチャーをやってたのだが、直球しか投げない神谷君とカーブしか投げない船橋君というピッチャーがいて、神谷君は小学生にしてはものすごく速い球を投げるんだけど、メチャクチャコントロールが悪くてワンバウンドや暴投に近いのを投げてくる。
船橋君のカーブは調子がいいと打者の肩口から曲がってくるので、キャッチするのがとても難しかった。
この両投手の投げる球を体を使ってほとんど止めいて、先生から褒められたもんだ。
打者としては、全くダメで打順はいつも8番くらい。
先生が「キャッチャー、じいちゃん!」と宣言しても、打順を言うのを忘れてしまう(それほど打てなかった)くらいだった。
ここで思ったのは、動いてる球も止まってる球も打つことが全くアカンということである。
つまり、道具を使って打つということが基本的にできないのだ。
次に思い当たったのが、先ほども書いた「個人競技」か「集団競技」かという点だ。
「個人技」はそこそこできるけど「集団競技」がじいちゃんの性格に向いてるというのは、勝ち負けが「みんなの責任」という所にある。
野球は自分が打てなくても誰かが打ってくれれば勝てるし、キャッチャーの自分が大きなミスをしなければ、暴投したり、ど真ん中に投げて打たれたピッチャーのせいだと割り切れる。
サッカーも小・中学生の頃はFWだったが、高校以降はGKだった。
FWの経験があったので、相手がどう攻めてくるのかがよく分り、BKをどの位置に動かして相手FWを追い込んで行き、自分が最も守りやすい所でシュートを打たせてキャッチするかを常に考えていた。
キャッチャーもGKもチームの中では孤独なポジション・・・、全体を見渡して戦況を判断するという点ではよく似ている。
じいちゃんは基本的に「集団の中の孤独」というポジションが大好きなのだ。
仕事は大学時代に始めた映像ディレクターというのを下積み以来続けていて、一度も他のアルバイトや仕事を経験したことがない。
この仕事でも「集団の中の孤独」というポジションである脚本・演出ということばかりやってきた。
自分が思い描いた世界をカメラマンやライトマンなど多くのスタッフの力を借りながら創り上げていく。
子供の頃からのじいちゃんの性格にピッタリの職業だった。
周りの人々に思いっきり可愛がられ、協力してもらって、たくさんの作品を創ってきた。
本当に楽しかった。
家の中でも常に孤独・・・。
じいちゃんに懐いてくるのは、機嫌のいい時のayameちゃんぐらいしかいない。
ここでも「集団(家族)の中の孤独」を存分に味わっていて心地がいい。
さて、ここに至って「じいちゃんのゴルフ」について最終的な分析ができたという訳だ。
ゴルフというスポーツは、どこまで行っても「個人の責任」しかないスポーツだから絶対にうまくいかない。
ゴルフというスポーツは、道具を使って打つスポーツだから絶対にうまくいかない。
この二つの絶対的要素があるから「ゴルフのスコアは絶対よくならない」という結論に達した。
「じゃ~、やめる」と言われたら、即座に「ノン」と答えるだろう。
「ゴルフ」には、スコアからかけ離れた所に「大きな楽しみと快楽」があるからだ。
「スコア」なんかよりもっと大切な人生の楽しみが「ゴルフ」にはいっぱい隠されているのだから・・・。
普段は月1~2ぐらいだが今月は毎週予定が入っている。
そんなにラウンドしているのに毎回スコアが良くないのは情けない限りだ。
今回のゴルフ旅行でも、初めて行ったコースということを差し引いても、あまりのひどさ・・・。
今朝、家の掃除をしながら「なんでなんだろなぁ~」と考えていて、基本的にゴルフがじいちゃんの性格に全く合わないスポーツなのではないかということに思い当った・・・。
まずは、子供の頃からのスポーツ体験を紐解いてみて分ったことだが「個人競技」は昔からダメだったこと。
跳んだり、走ったりする陸上競技、水泳、剣道、テニスなどは学校の代表として地区大会に参加していたので、運動音痴という訳でもなかったが、地区大会では精々小学校の時100メートル走で2位になって名古屋市大会に出たがドンケツ・・・だったくらい・・・。
それに引き換え集団競技の野球やサッカーは、地区大会で優勝したり、所属してたサッカークラブから中部大会へ選抜出場したり、あと一歩で高校サッカーの全国大会へ行くけるところまで勝ち進んだりしたことがあった。
野球は小学生の頃キャッチャーをやってたのだが、直球しか投げない神谷君とカーブしか投げない船橋君というピッチャーがいて、神谷君は小学生にしてはものすごく速い球を投げるんだけど、メチャクチャコントロールが悪くてワンバウンドや暴投に近いのを投げてくる。
船橋君のカーブは調子がいいと打者の肩口から曲がってくるので、キャッチするのがとても難しかった。
この両投手の投げる球を体を使ってほとんど止めいて、先生から褒められたもんだ。
打者としては、全くダメで打順はいつも8番くらい。
先生が「キャッチャー、じいちゃん!」と宣言しても、打順を言うのを忘れてしまう(それほど打てなかった)くらいだった。
ここで思ったのは、動いてる球も止まってる球も打つことが全くアカンということである。
つまり、道具を使って打つということが基本的にできないのだ。
次に思い当たったのが、先ほども書いた「個人競技」か「集団競技」かという点だ。
「個人技」はそこそこできるけど「集団競技」がじいちゃんの性格に向いてるというのは、勝ち負けが「みんなの責任」という所にある。
野球は自分が打てなくても誰かが打ってくれれば勝てるし、キャッチャーの自分が大きなミスをしなければ、暴投したり、ど真ん中に投げて打たれたピッチャーのせいだと割り切れる。
サッカーも小・中学生の頃はFWだったが、高校以降はGKだった。
FWの経験があったので、相手がどう攻めてくるのかがよく分り、BKをどの位置に動かして相手FWを追い込んで行き、自分が最も守りやすい所でシュートを打たせてキャッチするかを常に考えていた。
キャッチャーもGKもチームの中では孤独なポジション・・・、全体を見渡して戦況を判断するという点ではよく似ている。
じいちゃんは基本的に「集団の中の孤独」というポジションが大好きなのだ。
仕事は大学時代に始めた映像ディレクターというのを下積み以来続けていて、一度も他のアルバイトや仕事を経験したことがない。
この仕事でも「集団の中の孤独」というポジションである脚本・演出ということばかりやってきた。
自分が思い描いた世界をカメラマンやライトマンなど多くのスタッフの力を借りながら創り上げていく。
子供の頃からのじいちゃんの性格にピッタリの職業だった。
周りの人々に思いっきり可愛がられ、協力してもらって、たくさんの作品を創ってきた。
本当に楽しかった。
家の中でも常に孤独・・・。
じいちゃんに懐いてくるのは、機嫌のいい時のayameちゃんぐらいしかいない。
ここでも「集団(家族)の中の孤独」を存分に味わっていて心地がいい。
さて、ここに至って「じいちゃんのゴルフ」について最終的な分析ができたという訳だ。
ゴルフというスポーツは、どこまで行っても「個人の責任」しかないスポーツだから絶対にうまくいかない。
ゴルフというスポーツは、道具を使って打つスポーツだから絶対にうまくいかない。
この二つの絶対的要素があるから「ゴルフのスコアは絶対よくならない」という結論に達した。
「じゃ~、やめる」と言われたら、即座に「ノン」と答えるだろう。
「ゴルフ」には、スコアからかけ離れた所に「大きな楽しみと快楽」があるからだ。
「スコア」なんかよりもっと大切な人生の楽しみが「ゴルフ」にはいっぱい隠されているのだから・・・。