昨日、自民党と公明党の与党協議で「安保法制の大枠」が決まったと報道されています。
自衛隊を「簡単・便利」に使いたい自民党と何とか歯止めをかけたい公明党・・・。
自民党は多少公明党の言い分を盛り込んだ形で合意形成をしたようです。
ただし、公明党の主張を盛り込んだが故に逆に「何だかよく分らない内容」にもなってしまいました。
基本的に「自衛隊の活動は国連決議か、それに類するものがないとダメ」ということと「国会承認が必要」ということで落ち着いたようですが、もともと「集団的自衛権」は日本国憲法の精神からはみ出している考え方なので、これでいいんだろうかという疑問が残ります。
「自衛隊を世界中で活動させたい」と願う安倍首相の後押しをするような事件がチュニジアで起こりました。
多数の外国人観光客を乗せたバスが国立バルドー博物館に到着したところを襲撃されたというものです。
チュニジアの首相の発表では「日本人5人を含む外国人17人が死亡」というものでしたが、日本政府の情報収集の結果「日本人は3人死亡、3人が怪我」と外務省が確認しました。
安倍首相も岸田外相も「このようなテロは許さない」と述べていましたが、その裏には「だから国際社会と軍事協力を速やかに進めるために法整備を早急にしなきゃいけない」という言葉が隠されているような気がしてなりません。
チュニジアの「ジャスミン革命」からアラブ世界に波及した「アラブの春」以降、北アフリカにあるチュニジアは現在比較的治安が安定していて多くの外国人観光客が訪れていたようで、これまでは大規模なテロ事件も発生していませんでした。
そのような国でも起こってしまうのがテロ事件です。
日本が欧米諸国と手を取り合って戦うということは、平和な日本国内でいつテロ事件が起こっても不思議ではないということになります。
大体、中世から現代に至るまでアジアや中東諸国の資源を無理やり自分たちの手に入れてきた欧米人たちのやり方に追随しようとして、欧米諸国から70年前にコテンパンにやっつけられた日本が、バカな指導者のために同じような過ちを繰り返そうとしているのが、今の日本の政治状況です。
せっかく戦争に負けて「あんたたち日本人は、永久に武器を持たない、戦争のできない国になりなさい」というお墨付きを貰ったのに、それを放棄しようと画策するなんて、政治家という奴らは本当に戦うことが好きな人種なんですね。
戦国時代の武将たち(領主たち←政治家たち)も「天下統一」とか言って、結局は自分の手に権力を集中させるために領民を無理やり戦いに巻き込んでいったんです。
ほとんどの国民は戦争なんてしたくないし、自由に楽しく命を全うしたいと願っているんです。
それは、上官の命令で戦場に近い所に派遣される自衛官も同じでしょう。
日本が国際社会から約束されているのは「平和憲法」の維持だけ(形式上は)です。
「戦争に参加しなさい」と恫喝されても「あんたらが与えた憲法に違反することはできない」と大声で叫べば、欧米の指導者たちは何も言えんでしょう。
「その代わりに日本は戦争が終わったら、誰よりも早く復興活動をしてあげるよ」と言えばいいんです。
それも立派な国際社会への貢献です。
アメリカから与えられた「憲法」を上手く利用して、「国際社会の平和」のために尽くすことが「日本国民の使命」だということに自民党の議員には早く気付いてほしいと思うじいちゃんです。
自衛隊を「簡単・便利」に使いたい自民党と何とか歯止めをかけたい公明党・・・。
自民党は多少公明党の言い分を盛り込んだ形で合意形成をしたようです。
ただし、公明党の主張を盛り込んだが故に逆に「何だかよく分らない内容」にもなってしまいました。
基本的に「自衛隊の活動は国連決議か、それに類するものがないとダメ」ということと「国会承認が必要」ということで落ち着いたようですが、もともと「集団的自衛権」は日本国憲法の精神からはみ出している考え方なので、これでいいんだろうかという疑問が残ります。
「自衛隊を世界中で活動させたい」と願う安倍首相の後押しをするような事件がチュニジアで起こりました。
多数の外国人観光客を乗せたバスが国立バルドー博物館に到着したところを襲撃されたというものです。
チュニジアの首相の発表では「日本人5人を含む外国人17人が死亡」というものでしたが、日本政府の情報収集の結果「日本人は3人死亡、3人が怪我」と外務省が確認しました。
安倍首相も岸田外相も「このようなテロは許さない」と述べていましたが、その裏には「だから国際社会と軍事協力を速やかに進めるために法整備を早急にしなきゃいけない」という言葉が隠されているような気がしてなりません。
チュニジアの「ジャスミン革命」からアラブ世界に波及した「アラブの春」以降、北アフリカにあるチュニジアは現在比較的治安が安定していて多くの外国人観光客が訪れていたようで、これまでは大規模なテロ事件も発生していませんでした。
そのような国でも起こってしまうのがテロ事件です。
日本が欧米諸国と手を取り合って戦うということは、平和な日本国内でいつテロ事件が起こっても不思議ではないということになります。
大体、中世から現代に至るまでアジアや中東諸国の資源を無理やり自分たちの手に入れてきた欧米人たちのやり方に追随しようとして、欧米諸国から70年前にコテンパンにやっつけられた日本が、バカな指導者のために同じような過ちを繰り返そうとしているのが、今の日本の政治状況です。
せっかく戦争に負けて「あんたたち日本人は、永久に武器を持たない、戦争のできない国になりなさい」というお墨付きを貰ったのに、それを放棄しようと画策するなんて、政治家という奴らは本当に戦うことが好きな人種なんですね。
戦国時代の武将たち(領主たち←政治家たち)も「天下統一」とか言って、結局は自分の手に権力を集中させるために領民を無理やり戦いに巻き込んでいったんです。
ほとんどの国民は戦争なんてしたくないし、自由に楽しく命を全うしたいと願っているんです。
それは、上官の命令で戦場に近い所に派遣される自衛官も同じでしょう。
日本が国際社会から約束されているのは「平和憲法」の維持だけ(形式上は)です。
「戦争に参加しなさい」と恫喝されても「あんたらが与えた憲法に違反することはできない」と大声で叫べば、欧米の指導者たちは何も言えんでしょう。
「その代わりに日本は戦争が終わったら、誰よりも早く復興活動をしてあげるよ」と言えばいいんです。
それも立派な国際社会への貢献です。
アメリカから与えられた「憲法」を上手く利用して、「国際社会の平和」のために尽くすことが「日本国民の使命」だということに自民党の議員には早く気付いてほしいと思うじいちゃんです。