今年は、英国のEU離脱やトランプ次期大統領が唱える「米国第一」など、国内産業を保護しようとする「保護主義」が世界中に広まりそうです。
「貿易立国」の日本政府としては、これまでの「グローバリズム」をさらに発展していきたいと考えているようですが、これだけ国内産業がボロボロの状態では、そんなことも言ってられないのではないでしょうか。
世界の国々が「自由貿易」で経済発展して行こうと考えてた時代とは逆行して、日本やドイツだけが取り残されるとしたら、第2次大戦のような世界戦争が起こってしまうかもしれません。
「経済格差」が蔓延し、国内産業が衰退してしまえば、政府は「国民のため」とか言って、どうしても国内に目を向けざるを得ません。
大企業は自社の儲けのために、海外へ生産拠点を移せばいいのですが、中小企業は簡単には海外へ工場を作ることなんてできません。
日本で作るより、海外で同じものが安くできるなら、大企業はドンドンそっちに乗り換えて行くでしょう。
国内の中小企業に脅しを掛けて、海外で作る部品の方が「輸入しても安く手に入る」と暗黙の圧力をかければ、中小企業は「仕方なく値段を下げて部品を買ってもらう」しかありません。
という「負の連鎖」で、庶民は真綿で首を絞められるように体力を奪われて行くのです。
じいちゃんは、ある意味「技術職」の道を歩んできたので、会社との年俸契約で仕事をし、のちに独立したのですが、今の非正規雇用者の実態を見ると、政治家が巨額の政治資金を融通してくれる大企業の要望ばかりを受け入れて、正規雇用者を切り捨て、非正規雇用者を増やしているようにしか見えません。
お陰で可哀想な非正規雇用者の人々は、いつクビを切られるか分らない状態で、将来に希望が持てずに結婚すらできないし、ましてや子供を作り育てるなんて「夢のまた夢」です。
安倍さんの言う「三本の矢」で経済が進展するなんて現実離れした政策はサッサとやめて、やっぱり国内産業のあり方を変えて行かなきゃ、日本は本当に酷い状態に陥ってしまうでしょう。
「保護主義」→「ポピュリズム」なんてことになったら、外国と一戦交えなけりゃ、どうしようもないという状態になってしまいます。
そんなことにならないように、安倍さんは古~い自民党の考え方を捨てて、新しい日本の生き方を選択して欲しいですね。
農村地域に移住する若者も増えているようですが、まだまだ「都会に憧れて」田舎を捨ててしまう人も多いこの時代…。
「街に出て工場で働く時代は、もう終わってるんだ」という教育に変えなきゃ、日本は大都市でしか生きられない人間の屑箱になってしまうでしょう。
「なにが必要で、なにがいらないのか」。
まずは「衣食住」の立て直しが必要でしょう。
「衣」なんてのは、ほとんど中国で作られたもの。「食」は、米国や東南アジアなどを中心に6割近くが輸入品。「住」にしたって材料の木材はほとんどが輸入…。
「衣」も「食」も「住」も、日本の商社をはじめとする企業が安く大量に持ち込んだものばかり。
「衣」や「食」の技術や安全性は、日本人技術者が現地の人々に教育しているものばかり…。
「技術の伝達」はいいことでしょうが、それが日本の産業を衰退させてしまってはモトもコもありません。
日本で消費するものは、日本国内でできるだけ生産し、海外へ技術協力して作られたものは、海外の人が国内で消費してくれればいいんですが、そこに利益を追求する守銭奴たちが蠢いているから、始末に負えません。
国内生産を高めれば、国内消費も増え、おカネも循環するはずなのに、そこを分っていながら知らん顔する「利益至上主義」の大企業経営者やその後塵を拝する政治家、「税金は俺たち官僚のもの」という意識ばかりが高い頭でっかちの輩が日本を牛耳っているのだから、いつまで経っても庶民は苦しみ続けるしかありません。
「貿易立国」の日本政府としては、これまでの「グローバリズム」をさらに発展していきたいと考えているようですが、これだけ国内産業がボロボロの状態では、そんなことも言ってられないのではないでしょうか。
世界の国々が「自由貿易」で経済発展して行こうと考えてた時代とは逆行して、日本やドイツだけが取り残されるとしたら、第2次大戦のような世界戦争が起こってしまうかもしれません。
「経済格差」が蔓延し、国内産業が衰退してしまえば、政府は「国民のため」とか言って、どうしても国内に目を向けざるを得ません。
大企業は自社の儲けのために、海外へ生産拠点を移せばいいのですが、中小企業は簡単には海外へ工場を作ることなんてできません。
日本で作るより、海外で同じものが安くできるなら、大企業はドンドンそっちに乗り換えて行くでしょう。
国内の中小企業に脅しを掛けて、海外で作る部品の方が「輸入しても安く手に入る」と暗黙の圧力をかければ、中小企業は「仕方なく値段を下げて部品を買ってもらう」しかありません。
という「負の連鎖」で、庶民は真綿で首を絞められるように体力を奪われて行くのです。
じいちゃんは、ある意味「技術職」の道を歩んできたので、会社との年俸契約で仕事をし、のちに独立したのですが、今の非正規雇用者の実態を見ると、政治家が巨額の政治資金を融通してくれる大企業の要望ばかりを受け入れて、正規雇用者を切り捨て、非正規雇用者を増やしているようにしか見えません。
お陰で可哀想な非正規雇用者の人々は、いつクビを切られるか分らない状態で、将来に希望が持てずに結婚すらできないし、ましてや子供を作り育てるなんて「夢のまた夢」です。
安倍さんの言う「三本の矢」で経済が進展するなんて現実離れした政策はサッサとやめて、やっぱり国内産業のあり方を変えて行かなきゃ、日本は本当に酷い状態に陥ってしまうでしょう。
「保護主義」→「ポピュリズム」なんてことになったら、外国と一戦交えなけりゃ、どうしようもないという状態になってしまいます。
そんなことにならないように、安倍さんは古~い自民党の考え方を捨てて、新しい日本の生き方を選択して欲しいですね。
農村地域に移住する若者も増えているようですが、まだまだ「都会に憧れて」田舎を捨ててしまう人も多いこの時代…。
「街に出て工場で働く時代は、もう終わってるんだ」という教育に変えなきゃ、日本は大都市でしか生きられない人間の屑箱になってしまうでしょう。
「なにが必要で、なにがいらないのか」。
まずは「衣食住」の立て直しが必要でしょう。
「衣」なんてのは、ほとんど中国で作られたもの。「食」は、米国や東南アジアなどを中心に6割近くが輸入品。「住」にしたって材料の木材はほとんどが輸入…。
「衣」も「食」も「住」も、日本の商社をはじめとする企業が安く大量に持ち込んだものばかり。
「衣」や「食」の技術や安全性は、日本人技術者が現地の人々に教育しているものばかり…。
「技術の伝達」はいいことでしょうが、それが日本の産業を衰退させてしまってはモトもコもありません。
日本で消費するものは、日本国内でできるだけ生産し、海外へ技術協力して作られたものは、海外の人が国内で消費してくれればいいんですが、そこに利益を追求する守銭奴たちが蠢いているから、始末に負えません。
国内生産を高めれば、国内消費も増え、おカネも循環するはずなのに、そこを分っていながら知らん顔する「利益至上主義」の大企業経営者やその後塵を拝する政治家、「税金は俺たち官僚のもの」という意識ばかりが高い頭でっかちの輩が日本を牛耳っているのだから、いつまで経っても庶民は苦しみ続けるしかありません。