加計問題、柳瀬氏の参考人招致

　今日、国会で柳瀬氏の参考人招致が行われています。

　彼が愛媛県や加計学園の関係者と官邸で面会したことを認めました。

　なぜ、最初から面会したと言わなかったのかなぁ～。

　加計学園の理事長と長年のお友達関係にあった安倍首相が面倒に巻き込まれると思ったからでしょうか？

　獣医学部の新設は長い間利権を貪る人たちに阻まれて見送られてきて、安倍さんはこの岩盤規制を打ち砕くために特区という荒技を使うことにしました。

　これが柳瀬氏が面会の際に発言したという「これは首相案件だ」という一言に尽きるのでしょう。

　そして、お友達の加計理事長が願望している獣医学部の新設に特区を利用したとしか考えられません。

　柳瀬氏は、そのあたりはボヤかした答弁をしていましたが、誰が考えてもお友達に有利なように政治を利用したんですね。

　加計と同時期に獣医学部の申請をしようとしてた京産大には手を引かせ、加計にだけ便宜を図るという事を大胆にしようとしていた訳で、加計も京産も同時に認めちゃえば良かったのにね。

　そうすれば、いくらでもいい訳ができたし、官僚たちがこんなに苦労することはなかったんでしょう。

　まあ、坊っちゃん政治家が自分のご威光をお友達にヒケラかせるためにヤッチャッタんでしょうがね。

　これと同じようなことが森友学園問題で、こっちは首相夫人の昭恵さんが絡んだもの…。

　仲のいい森友の理事長夫婦に、首相夫人としてのご威光を見せつけるために、結果的には財務省に８億円の値引きをさせてしまったんですからね。

　全く夫婦揃って為政者たちのやることなんてこんなもんです。

　正直に暮らしているのがバカバカしくなるくらいです。

　国会議員の質問も相変わらずノラリクラリとしたもので、目新しい証言は得られませんでした。

　こんなことで国会が約２０日間も止まるなんて、国民からしたら議員たちはおバカな給料泥棒さんです。

　アメリカでは、トランプさんが北の金さんとどんな交渉をしたのか知らないけど拉致されていた３人のアメリカ人が返されました。

　この調子で日本の拉致被害者も帰ってこらればいいんですが、拉致されたアメリカ人は帰ってきちゃたからトランプさんの日本人拉致被害者への興味もガクンと落ちてしまったことでしょう。

　これからの北朝鮮と日本政府の交渉がうまく行かなけりゃ～、安倍さんや拉致被害者家族の願いは泡と消えてしまうんじゃないかなぁ～。

　安倍さんもいつまでも「核開発が終わらない限り制裁を続ける」と言ってる米韓中を見守っていたり、お願いするだけじゃなくて、独自の外交交渉をキチンとするべきだとじいちゃんは思います。