国民誰しも「あの方に引導を渡して」と願っているのに、総理も幹事長も擁護するドンさん。
呆れてものも言えない状態が続いても、ボランティアの辞退やマスコミなどの小さな抵抗があるばかり…。
周囲の人は、直接なんか言ったら自分に火の粉が飛んでくると思っている輩ばかりで埒があきません。
失言が問題になった当初、とうの森さんは五輪組織委員会会長を辞任しようと考えていたそうですが、委員会の幹部から強く慰留されたそうで、森さんが腕力をふるっていた政官財界を他の人ではまとめきれないと思ってのことだそうです。
二階幹事長なんてその最たるもので、昨日は「時間が経てばボランティアを辞退した人の考え方も変わる」なんて平気で言っちゃって「喉元過ぎればなんとやら」とでも考えているんでしょう。
カクシテ暴れん坊将軍は威力を盛り返し、世界から日本は女性蔑視の国と決めつけられても平気の平左。
悲しくてやり切れない。
菅さんも国会答弁で一応森さんを非難してましたが、会長辞任は組織委員会内部の問題として、さわらぬ神に祟りなし状態です。
もうこうなっては、だれも森さんの首に鈴は付けられません。
国を率いて行くはずのリーダーたちがこんな状態で、何もかもが八方ふさがり…。
菅内閣の支持率は38%まで下がり、43%が不支持。
まあ、これまでの行動を見れば当たり前でしょうが、これほどの短期間でこんなに支持率を下げた内閣も珍しいです。
そういう意味では、菅さんは特異な総理大臣なのかもしれません。
総理が強気の発言をすればするほど、世の中悪くなっていくばかり…。
なにが「国民のために働く内閣」だ。
首相周辺や近い人は「よくやってる」とTVなんかで声高に言ってますが、コロナ禍で苦しんでいる多くの国民は内心「アホか」と思っています。
どう見ても失策続きの菅政権に、国民は苛立っています。
じいちゃんは、ハッキリ言って見て見ぬふりです。
どう考えても、今の状態の日本を変革するなんてできない相談ですからね。
老害は排除できんのです。
お世話になってるから…、なんてね。