先日の東日本の大地震のことを名古屋の中心街から少し離れた高層マンションに住んでいるゴルフ仲間とやり取りしていたら、天井のシャンデリアが揺れて立ち上がったらフワフワ左右に暫く揺れ、船酔いしそうな感じで、エレベーターも止まったようだということでした。
名古屋でこんな感じだから、東京や震源に近い高層マンションは、どんなに揺れたことか。
気の小さいじいちゃんには、とても恐怖に感じてしまいます。
昨日も余震は続き、中には大きな揺れもあったようです。
家やお店の中はグチャグチャだし、石塔が倒れたり、がけ崩れが起きたりと被害を映し出すニュース映像も流れていました。
家の屋根が壊れてたりして、今日の雨の対策でブルーシートが配られている所もありました。
この雨で地盤が緩んでいる場所では、さらにがけ崩れが起こる可能性があると注意が呼び掛けられています。
被災地の方が「東日本大震災から10年経って忘れかけていたのに、再び恐怖が襲ってきた」と話していました。
そりゃ~そうでしょう。
東北地方の各原発では被害はなかったようですが、こんな危険な場所の多い日本で原発を再稼働しようとしている政治家たちの気が知れません。
一体、国民の命と原発のどっちが大切なのかと問いたいですね。
2050年までに排出ガス0を目指すという方針を出した菅さんですが、その電源構成の中には原発の再稼働も含まれているようで、すべてを再生可能エネルギーにするなんて鼻っから考えていないのでしょう。
福島原発事故から10年経っても、廃炉は遅々として進まないし、ほとんどの原発が再稼働してない状態で、日本の停電が頻発してるという話も聞いてないのに、原発をすべて廃止しようという方針が出てこないのは何でなん?
廃炉にするには莫大な費用が掛るから、先送りして次世代に任せようとでもしているよう…。
原発を作ったのは、20世紀末の電力会社と政治家、高級官僚の仕業です。
先輩たちの仕事をブチ壊さないために、原発を残すのに無駄なお金を投げうっているとしか思えません。
それは、どこか森さんを擁護していた政治家たちの姿や物言いと重なって見えてしまいます。