ドラゴンズのゲームが雨天で中止になった昨夜、グランパスは豊田スタジアムでアントラーズと対戦して0-2で完敗しました。
フロンターレに連敗した後、セレッソに勝利してもう大丈夫かと思ったのですが、昨夜はなんとシュートが1本も打てずに負けてしまいました。
怒涛のごとく攻め上がってくるアントラーズに対して、前線からの守備もかわされBK陣は右往左往するばかり…。
前半32分に左からのCKを守護神ランゲラックがファンブルしてしまい、そのまま犬飼選手に押し込まれてしまいました。
ランゲラックがボールを取る瞬間に犬飼が体を当てたのではないかと抗議しましたが、映像で見る限りファンブルした際には体に触っていなくてゴールが認められてしまいました。
後半41分には、アントラーズにゴール前できれいなパス回しをされて、BKの守備が完全に崩され杉岡選手にゴールされてしまいました。
攻守ともに最悪のできだったグランパスの敗戦は、いた仕方ないことでした。
これは、やはりフィッカデンティ監督が新型コロナに感染して、選手を直接指揮できないことが大きいのでしょう。
監督は、コーチと緊密に連絡を取り合って指揮してると報道されていますが、選手にしてみればコーチを介しての「マタギギ」状態ですから、そこは中々うまくコミュニケーションが取れない事態になっているのではないでしょうか。
特に、フロンターレ戦から監督の直接指揮が授けられていないから、いま選手たちはバラバラになって悩んでいるんでしょうね。
名指揮官が外れてしまったグランパスの惨状は、これほどのものとは…。
はやくフィッカデンティ監督に復帰してもらわないと、順位は下がっていくばかりになってしまいます。