なんだか遠い過去のお話になってしまったようだが、中国企業から賄賂を受け取った衆院議員の裁判で被告が実刑判決を受け、保釈金1億円でトキハナされるとか…。
安倍政権が続く間に、トップの安倍さんをはじめ、こうした金に絡む疑惑問題が多発して、長期政権は腐敗を生むということが既成事実として再認識されました。
権力者という人々は、名誉を勝ち取ると次は私腹を肥やすために奔走するのはなぜなんでしょうかね。
名誉も金もないじいちゃんには、その心持ちが理解できません。
権力を手に入れて、自分のやりたかった政策を実現したいというのは理解できますが、その先にある集金という欲望に人間は勝てないのでしょうか。
こんな腐敗を防ぐために、米国の大統領は2期8年しかできないことになっています。
日本では…。
第2次~第4次安倍政権は、2012年12月26日から2020年9月16日まで続きおよそ8年間の間に汚職事件が頻発しました。
安倍さんを頂点に利権に群がる周辺の議員たちは、安定政権をいいことに裏側の世界を奔走していました。
安倍さん自身が幾多の疑惑問題に塗れて、国会で追及されるも強気の発言で野党の攻撃を煙に巻き、国民を欺きまくっていたのですからね。
それを引き継いだ菅さんは、収賄・買収疑惑事件はなかったものの新型コロナウイルスにやられて憤死してしまいました。
ほぼ米国大統領と同じ任期中に、これだけ賄賂疑惑や収賄事件が巻き起こるということは、日本の政権がいかに金まみれなのか分かる訳です。
選挙で勝ちぬくためにお金が必要だからということで、それを解消するために大枚の政党交付金なるものを国民は支払わされているのに、結局企業献金はなくならず、選挙のために金をばら撒く手法も変わっていません。
何が何でも選挙に勝つんだという心意気は分かりますが、現在蠢いている自民党総裁選での立候補者の誰を押すかで大混乱が巻き起こっているのは、選挙地盤が弱い若手議員たちばかり…。
国民人気の高い候補に縋りつこうと必死になってる様子が連日報道され、マスコミもそれにつられて菅さんが「コロナに専念する」と言ったのに、その動向さえも分からなくなって、新規感染者報道が巷に流れるくらいになってしまいました。
自民党の総裁選なんて、じいちゃんには無関係だし興味ねェ~。
興味のあるサッカーや野球では、カタールW杯最終予選で中国と戦った日本は1-0で勝ちホッとしました。
ドラゴンズは9回裏まで勝ってたのに、R.マルティネスが抑えに失敗して逆転負け…。
5位に陥落してしまいましたが、与田さんは相変わらず「こんな日もある」と能天気に話しています。
国家から小さなスポーツチームに至るまで、指導者の才に頼ることができないのが情けない現実になっています。