官邸の情報管理は大丈夫？

臨時国会が今日召集されます。

支持率が下がり続けている岸田内閣は、果たして新鮮味のある対策を首相の所信表明演説で示すことができるんでしょうか？

政府は、所得税減税を渋っていたようですが、どうやらそれは嘘で、期限付きの所得税減税を政権の浮揚策にしたいと考えているようです。

じいちゃんが愛読している新聞の朝刊では、官邸が減税を巡って自民・公明の幹部に『所信表明で触れるので「減税」の表現は提言から落として欲しい』と指示していたらしく、先日首相に渡された提言から消えていたという事です。

まあ真偽は別として、所信表明の前にこうした話が出てくるようでは、官邸の情報管理の在り方を疑問に感じてしまいますね。

どうせやるなら、きっちりと情報を管理して、首相の表明で初めて聞くということでないと意味がありません。

これが官邸側のリークだとしたら、アホらしくて評価に値しないし、逆に何してるんだということで、さらに支持率を下げる要因になりかねません。

与党の中に、岸田さんを良しとしない勢力が蠢いていることは分かりますが、あまりにも緩いのが気になります。

これが国際問題における対策に絡んだものなら、国際社会から非難されることにことになるでしょう。

岸田内閣が実施しようとしてる対策は、そのほとんどが支持率アップに結び付けようというものばかりで、本当の意味で国民のためになるんでしょうか？

「国民への還元について早急に具体化したい」と首相は述べましたが、これまで増税話ばかりの岸田内閣の方針には、国民はついていけません。

少子化対策にしても声を上げてるだけで、その内容は以前と変わりなく、防衛費の倍増に関しては、ロシア・中国と対立するアメリカの言いなりです。

所得税の期限付き減税と言っても、その内容は分からないし、そんなもんより選挙対策用のアホなばら撒き政策やエネルギーの元売り会社への補助金を止めて、ガソリンなどに掛かっている税金の一部を廃止してくれた方が、庶民にとっては嬉しいです。

こうした細かな税金の見直しをしないで、分からんうちに取られてしまう税金を少しでも少なくしてください。

そうした減税方針を表明すれば、少しは支持率が上がるかもね（分からんとこから税金を掠め取ることが大好きな財務省が反対するからできんだろうけど）。

官邸もホントに支持率を上げたいなら、総理の所信表明の内容が外部に漏れんように、気を使った方がいいんじゃないの。

秘密裏に動かなくちゃ～いけない国際問題に日本政府を絡ませると危ないと同盟国の首脳たちに思われんように対策を考えて欲しいもんです。

このままじゃ～、いくら頑張っても国民に見透かされて、支持率は落ちていく一方でしょうね。

※内容の一部に新聞記事を引用しました。