ドラに中田がやってくる

多分、息苦しかったであろうジャイアンツを自主退団した中田翔選手が、ドラゴンズに入団することになりました。

年俸は3億円です。

今季は、若手をトッカえヒッカえ使っていた立浪監督ですが、このオフでは中島宏之内野手や上林誠知外野手ら4人を加え、今回は中田内野手を入団させることで、若手の登用からの方針転換を図ることになりました。

これまでの若手中心のチームでは、「このままでは勝てない、来季契約満了時には監督の座から追い払われる」と危惧してのことでしょうか。

この大層なベテラン勢の獲得は、ドラの若手選手の育成を放棄するということか。

不甲斐ない若手から老練だが力の落ちかけたベテランを入団させて、彼らの活躍を期待して取りあえず少しは順位を上げたいという監督とフロントの魂胆がミエミエです。

どちらかというとオトナシイ選手が多いドラゴンズに、カツを入れるためには中田選手のような荒くれ者がいた方が面白いのは事実ですが…。

しかし、ファイターズ時代のような暴れん坊では困ります。

ジャイアンツ時代のようにオトナシイ中田選手も何だか面白くありませんが、性格が穏やかなドラの若手い選手たちをあまり虐めないで上手くやって欲しいと思います。

若手には、中田選手の技術的センスをよく見習って、強い意志を持った選手に育って欲しい。

監督も目先の勝利に拘り過ぎず、ベテランたちを上手く使って、次世代の選手も育てて欲しい。

まあ、どこまでできるか分かりませんが、移籍して気分を一新したベテラン勢と若手がうまく融合できれば、もしかしたら来季は期待できるような気がしないでもありません。

※内容の一部に新聞記事を引用しました。