大阪万博運営費も1000億越え？

2025年に開催予定の大阪万国博覧会の運営費が想定の約800億円から1000億円以上になるということが判明しました。

会場建設費も約1800億円超から2300億円超になると予想され、一体どのくらいのお金が必要なのか分かりません。

ここでいつも不思議に思うのは、予算の上振れに伴う入場料などの売上との比較です。

建設費や運営費などと売上が同時に示されなければ、単なる政府や大阪、ひいては国民の負担がどれくらいの規模になるのか見当がつきません。

売上と支出の予想が見えるような報道は、なぜ行われないのでしょうか。

支出が増える増えるというばかりで、これくらいの入場料などの売上が予想できるという話じゃなければ、国民の負担の想定もできません。

この片手落ちの報道では、国民は「そんなに金がかかるならやめてしまえ」という議論にもなりかねません。

世界中に25年には大阪で万博を開催するという大声を上げた手前、「やっぱりできません」と言うのも困難だし恥ずかしいです。

つまり大赤字で終わるくらいなら、最初から手を挙げなければ良かったのにということになってしまいます。

そして、国民負担が大幅赤字で終えるなら、手を挙げた責任者の先見の明を疑わずにはいられないし、責任をシッカリと取って謝罪してもらわなければなりません。

現段階で、どれくらいの入場者が見込め、売上はこれくらいと言う収支両方を比べて、国民に示して欲しい。

もし、それが大幅な赤字予想になるなら、国民はこぞって万博会場を訪れ、入場料の他にも会場内での飲食費などの出費や旅費、宿泊費などを使ってください。

それが大阪万博成功の鍵になります。

まあ、じいちゃんは、ハナから五輪や万博開催には反対ですから、国民の資産を分捕れるだけ分捕ろうという失敗続きの国策には大反発の立場ですがね。