岸田さん「火の玉」って？？

岸田首相の記者会見での「火の玉」発言に記者たちは驚いたことでしょう。

先の戦争の際に「一億火の玉」のようなスローガンがあったような気がしますが、それくらいの気持ちで国民が米国と戦うのだということを伝えたかったんだろうけど、広島と長崎に２発の原爆という本物の「火の玉」を投下されて、敗戦に追い込まれたのは我が国でした。

あんなバカな発言をして、自分にしっぺ返しされるかもという認識が果たしてあったのでしょうか。

安倍派の閣僚を全部辞めさせて総入れ替えする人事を今日行うそうですが、もう彼の内閣はそれでなくても完全な死に体で国民もさっさと退陣してくれと願っています。

小手先の改造では、もうなんともならん状況なのに、まだ保身を貫こうという姿はみっともない。

さっさと総退陣して、一気に若返りを図り、それこそ40代くらいの若い清潔な世襲政治家じゃない議員に首相を譲ったら自民党も少しはマシな政党になるかもしれません。

ただ、そんな政治家が自民党にいるんでしょうか？

小泉さんの息子も世襲政治家の三代目だし、そういう意味では人材不足というしかありませんね。

まったく、この国の政治はどこへ向かっていくんでしょう。

それもこれも、これまで国民が政治に無関心だったから…。

そして、政治に無関心な子育てを画策してきた自民党の教育の賜物でしょう。

今の政治に腹を立てているものの、政治に無関心な若者が増えて投票率は下がる一方で、小選挙区比例代表制と相まって、自民党の一人勝ち選挙が続いて野党は弱小化するばかり…。

じいちゃんのひと世代上の学生たちが、政治家に反発してキャンパスでワーワー大騒ぎしてた頃が懐かしいよ。

そんな学生運動には参加しませんでしたが、反政府主義という意識が身近にあった時代を過ごしてきたから今も国民を蔑ろにしてる政治家たちにワチャワチャ言ってるじいちゃんです。

岸田さんのあまりの体たらくに声を上げても、本人は顔をしかめて「職責を果たす」と言い続け、そんなに総理の椅子は居心地がいいのだろうか。

彼が総理になってから問題が噴出してばかりで、これも安倍さんの長期政権で気の緩んだ後輩議員がもたらした罪が噴出してるということでしょう。

さっさと政権を手放して楽になった方がいいんじゃないかと思うのだけど、本人に辞める気はサラサラないようです。

「まったく、ご苦労なこって」とあざ笑いながら、動向を見てることしかできません。

あ～、情けなやぁ～。