西洋、東洋医学は、身体に現れた現象を抑える事には効果があるが、それだけでは根本的に治癒したとは言えないと前回書いた。
人の気質や生活習慣などの改善指導を行わなければ、治療の直後は良いが、時間が経てば現象は再現されてしまうからである。
例えば、性欲が強く性行為に没頭する時間の多い人は、東洋医学でいる「腎、膀胱系」の病になりやすく、お金や物に対する欲の強い人は、頭が興奮する気質のあまり「肺系」を病み易い。
そういった、「気質」や「生活習慣」に気づかせ、行動を変えさせるには相当な指導力が必要になる。
(欲は悪いものでは無い、良いエネルギーに転換する技を身に着けなければ欲に支配されてしまう。)
この指導力は、指導者が「名誉」「お金」に執着していたら発揮されないという難しさがある為、今では本物の指導者が少なくなっている。
欲のコントロール力。
実は健康力と大きな関係がある。
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