日々の事から

日々のあれこれ   by Kirari

学校の体育。

2015-09-03 07:58:55 | いいのかそれで?
大阪の学校の組体操でピラミッドをつくる際の段数を制限することが決まったと、ニュースになっていた。

元々そういう見直しの始まりは愛知の長久手らしい。
が、愛知なんて学校によって全く危機管理がなってないのだ。

うちの子どもが通った小学校なんて酷い話。

私の時代(豊田)は、"背の順"に並んで一人おきに前へ出、大体同じ背の子ども同士が組むことになっていた。

うちの子どもんとこは、背の中間のところで2つに折れる為、一番背の高い子どもと一番低い子どもが組むことにされていた。

それで倒立をしてごらん。どうなるか。

組体操は高学年だったが、高学年の身長差は多ければ30センチとかあるだろう。
小さい子どもは全体が華奢だから、2人組倒立などでたくましい足が飛んでくるのを、ビビって受け取れない場合がある。

案の定、うちの子どもは受け止めてもらえず、地面にくずおれたりした。
たまたま怪我がなかったから、親が出て学校に苦情を言うことはしなかったが、下手すれば首の骨を折り、半身不随の人生になるだろうな。
モンスターペアレンツとか思われたくないから、気づいてすぐ学校へ提案するのも憚られるし。

他に、体格差のある事例では、長野で中学校の柔道で亡くなった子どもさんがあったと思うが、うちの子どもの中学校の体育でも柔道があり、小さい体格の子どもとばかり組まされて本気が出せないと嘆いていた。
それが通知表に出るんだから馬鹿げた話。

唯一、同じくらいの体格の子とやれた時は本気過ぎてチャイムが鳴っても勝負にならなかったそうだ。


ほんとにねー。
自然現象が余程よい地域じゃない限り、小さいうちに駆け回っている子どもが少ないだろう。
身体に均整が取れた子どもが減っているのは残念だが注意が必要だ。

私と子どもでは30年近く差があるが、私の方が全身筋肉は発達している気がする(笑)


憲法は危険だが、国内でもいろいろ、時代に合わせて見直した方がいいものがあるだろう。

ナニかが起きる前に対処しといて欲しいものだ