台風に備えて･･

今日は、思い立って、土砂降りになる前に期日前投票に行ってきた。
台風の加減はよくわからず、明日になって風雨が強くなっては出かける気にもならない。
今日入れても明日入れても入れなくてもなんにも変わらないとは思うが、選挙とは１票の積み上げだから、行かないのは最も意味がないかな、と思うからだ。
対立候補になったり、議席数が少ない党に入れてみたり、選挙権があるからできることである。
比例代表なんて、政党を選ぶことで聞いたこともない候補者が出るわけだ。議院本人のポリシーより政党の多数決票を増やすために選ぶんだから意味がわからないと思う。
今の野党が衆議院で多数議席を設けても、参議院で力がなければ止めるものも止められない。
20になって選挙権を得た子供と、候補者を選ぶ考え方を意見交換した。
大人になってがっかりしたのは、国全体のことを決められるのに、一番大事なことという精査ではなく、政党としての方針が通されてしまうことだ。
議員を選んでも考えや方針はぶれてしまう。
地方自治体の議員の方が、地域の本当に大切なあり方を論議できていると思う。
政党もしょっちゅう分裂して何が正しい方向性かも危うい話だ。
溜息とともにいつも投票に行くが、政党の構成員や支持者の人々はこういう疑問を感じないから疑問だよねっていう結論になった。
所属している以上、別の投票はできないんだろう。気の毒であり、罪な話だ。
投票に行かない人、どうか全員行ってみてほしい。大どんでん返しが起こるかもしれないよ？

中部の人は、もう嵐の中を出かけるしかないが、今回の整理券の裏には期日前投票の理由を書くところがあって、笑ってしまったのは、期日前であるのにも関わらず『天災の恐れがあるため』っていう書き方がしてある。
今回のような台風ならわかるけど、地震や火事、噴火なんかはちょっと予測できないかなあ･･と子供と話していた。
文章って難しいけどさ。

期日前投票、稀に見る多さで混雑していた。
みんな天災を予想して出かけたようだ。