日々の事から

日々のあれこれ   by Kirari

読書記録。

2019-07-07 22:53:18 | 
『短篇ベストコレクション 現代の小説2018』川上弘美はじめ16作家 著  2019.7.7頃読了

『短篇‥か?』と思うくらい、1篇1篇が重い本である。
そして、思うんだけど、こうやって短篇集に含まれた作家の皆さんは、一風変わった表現もあるのだが、私が受け容れられても世の中には受け容れられない、理解できないって作風が多いのが不思議。
私はこんな世界で喋っていても違和感ないんだけど、周囲にこの感じを表現しても理解してもらえないのだ。だから一般的には表現しない。
なのに、この人たちは自由に表現して本にして買う人がある。‥不思議だ。
本当は世の中に私と対話できる人がいるのかな?
探すのが大変だけどいるのかな?

そんな疑問が渦巻く1冊だった。


肝心な内容は‥思い出せない。もう一度本を開かないとどんなお話だったか思い出せない。はは。
だって全体が重くって途中辟易したのもあるし、悪い癖かもしれないけど向いてない表現を延々とされると理解できなくてすっ飛ばすことがある。
1篇そういうのもあった。『要る?ここ。』っていうやつ。

今度読んでみようかなって思っている作家が、思うような内容じゃなかったっていうのもあった。

んー。短篇集ね‥。



いい歳してなあ…

2019-07-07 13:11:48 | いいのかそれで?
先日、終業後少しして内線電話が鳴ったので、定時は過ぎたのに誰だよ‥と思いながら取った。
そうしたら、今、私が一番嫌ってるやつだった。仮にXとしよう。
(うわ、最悪。こいつ最近この番号をわざとかけないようにしてるのバレてんのに、こういう誰もいない時間にかけてきたら替わりようがないじゃん。)と一瞬で思って、電話を置きそうになった。
でも理性ってすごい。事務的に『いつもお世話になります。』と深呼吸しながら言葉が出てくる。
X『Tさんいますか?』
(は?何言ってんのこいつ。もう終業時間なのに。フツーに居ると思って言うなよ、全く。)と思いながら不可解に感じる。まあ、残業するかしないかは同じ職場じゃないからわからんわな。Tは体調が悪いから定時を待つ前にエンジンが切れ、眠ってしまう時もあるっていうのに。
言わないと分からないから仕方なく、『Tはもう帰りましたが。』とだけ伝えた。余分な装飾をつけて会話を親しいものにしたくない。
すると、返ってきたXの言葉は『なんでですか?!』である。言葉を発しない部分までなんかムッとした感じが想像できる言い方でうんざりする。
(は??なんで? 終業時間で帰っていかんの???)‥わけがわからん人間である。またどうせ頭ン中は思い込みでいっぱいなんだろう。考え過ぎるって自覚はあるようだったが、考え過ぎるって言うより思い込みが激しい。周辺状況が見えてないのに自分の考えが正しいって周囲をバカにしている。相手にもならない。
今までは足りない部分をXの気持ちを汲んで話していたが、いろいろこちらが譲って我慢してきた状況にうんざりし、もう付き合いきれないと切り捨てた相手だ。気を遣った余計なフォローは一切やめることにしている。ここは事務的に話を運ぶしかない。
『Tはいつも定時で帰宅しますので。』そう伝え、ちょっとTの仕事のしなさ加減を他人に説明しているようで何故か私が後ろめたい気分になる。Xとはジョギング仲間だったから悪口に聞こえたらいかんか?いや、Xも手伝って欲しいときに帰る人間だから、別にいいか‥いろいろ頭を巡る。
普通はここで電話が終わるんだろう。Tはいないんだし用があっても明日しか対処しようがない。状況が解らない私でもそのくらいは解った。
ところが続けて耳を疑う発言が聴こえてきた。
X『Mに引き止めるように言ってあるのにですか?』

は??? 何それ。

まず思ったのは、私はMではない。しかもこいつはなんでさっきから単語のように喋るんだろう??
それにMとこいつがなんのやり取りをしたかって知ってるわけないと思わないXもすごい思考だ。もっと言えば、MがTにどう伝えようが、帰ることに決めたTでもない私を相手に何言ってんだろう。
一体、何を私に求めてるのやら。私はTではありませんが?って言わないとだめ??理解不能。
35にもなるいい大人がこんな電話をしてくる。

話を聞いてても何をおっしゃってるのか さっぱり分かりませんが、私はなんの関係があるんですかね?なんか自分の知らないことを知ってないといけないって私が責められているようですが?‥そう言ってやろうと頭を巡らせたが、こいつに接遇のいろはを伝えてもものにならないことは今まで散々体感し嫌になっている。こんな人間はどうにでもなればいいので、呆れ果てて『私にはどういうことか分かりませんが、あ、Mが戻りましたので替わります。』そう言ってちょうど戻ってきたMに代わった。
Mは仕事をしっかりやろうってアピールするがいい加減なところがあるので、どうせTに言い忘れたんだろう。ばかなやつばっか。
Mは体良く『自分の伝え方が悪かったみたいで、すみません!』ってXに平謝り。
そんなん、Xが自分で足を運んでやればいいこと。私の近くの電話にかけたくなくてMに頼んだ自分が悪いのだ。前の職場の先輩後輩らしいが、そんな数年差の先輩後輩なんて序列作るほうが馬鹿げている。学生のパシリかよ。
電話を切ったとき、『そうやって甘やかすからあいつがいい気になるんだわ。』って言っておいた。姑息なことしやがって。

翌日、昨日はすみませんとの謝罪もない。来られても真顔になるし、顔も見たくないから幸いだけど。
何がまずかったかなんて考えもしないだろう。視野が狭いから自分が正しいだけ。こちらは見下す相手だからな。ははは。
人間性が見え隠れして乾いた笑いが出てしまう。
Tには、意味わからんことで私がXにムッとされたと愚痴った。酷くストレスだったから。おそらくやつは経理の締日とスケジュールがよくわからずテンパっていて他人に当たっているパターンだよねって話になった。Tもそいつが視野が狭い事が分かっていたから、みんなめんどくさい相手なんだなあ、と思った。
よく2年半も面倒見てたなあ。金輪際お断り。

この日に限って2回もやつの電話を取ってしまった。嫌な日だった。
‥あ、そういえば、先に取った電話のときも目指した人は出張で2日出社しない人で、『今日明日おりませんが?』と言ったら数秒無言になられて困った。
いない人をいないと言ってムッとされるって意味がわからない。無言で居られたって話も進まない。これまでのように誘導して解決して欲しいとか、『私が調べましょうか?』っていうのを待ってんだろうか?馬鹿らしい。電話の用件も一言も発せずに。
無言でいるので、一体どうしろと言うんだ?と思ったが、先に書いたとおり助言無用。こっちも特に言うことはない。そのまま だんまりである。
さすがに埒が明かないと思ったんだろう『では、来週でいいです。』当たり前だし、そんなことは私にはどうでもいい情報。無駄な時間を使わないでほしい。