日々の事から

日々のあれこれ   by Kirari

変化する世の中の片鱗。

2021-11-03 15:15:49 | 日記
少し残業して帰ったのに、帰りの地下鉄は結構人がいた。
名古屋市内で終わる路線はそうでもないのに、その先に連携する路線や駅は人で溢れるようになった。
コロナ罹患数が減った安心感で動き始めた人達がこんなに居る。

コロナ関連で赤字を出さざるを得なかった商売は、人の最低限必要な生活の輪から出ている部分だと思い知らされただろう。今後の保険を見直すといいかな。
コロナでは飛沫感染が濃厚だったので、口や鼻を覆えない飲食店は敬遠された。
しかし、口を開かなくても用が済む本屋やスーパーは、商品を触る手が清潔とは断言できないのに閑古鳥とはならなかった。
見えない恐怖は不思議だよね。

いや、今日は、それが言いたかったのではなく、地下鉄で見かけた人のこと。
大勢の客が乗っているとき、自分は降りない駅に着いて他の人が降りようとしたらどうするか知ってる?

知ってる?って書くのはなぜか。
駅についても降りる人なんか居ないと言うかのように、内部に背を向け、ドアのど真ん中に立ち塞がる客が多くなってきてるからだ。
アナウンスは正しく呼び掛けている。『乗り降りする方のために通路をお空けください』って。日本語が解らないんだろうか。

先日、乗ろうとした車内が混んでいて、空気を読めない感じのバカップルが動きもせず場所を塞ぎ、私も仕方なく居づらい立ち位置で妥協せざるを得なかった。
ドアの真ん前ではないが、出入口に行く人に道を開けた方がいい場所だ。なので、ドアが空くたび周囲を見回し降りる人の邪魔にならないように身体をよけていた。

ある駅で、右を通る人が5-6人続いたので、そちらを大きく空けていた。例えば左から行った方が最短距離の人も、流れができれば右から出ていく。流れをメインにして こっちも合わせていればいい。
流れが途切れたので、もう降りる客は居ないだろうと、そのまま駅を通過する体勢に戻った。もうじきドアも閉まるだろう。
そうしたら、左の女性に目が行った。降りそうな雰囲気は感じたが、無言で立っているから、意志が全く分からない。『まさか、降りるのか?もうドアは閉まるぞ?』と思うくらい数秒おいて降りていった。ホームには連れの男性がおり、さっきのバカップルの片割れだったかもしれない。
日本語が話せないのだろうか?

『すみません』とか『降ります』と、ちょっとひと言言えば周囲も何となく気にしてるからスッと通れるようになるんだけどね。そうやって周囲には意志が見えるのに。
黙って立ち塞がれ続けたら諦めて降りられるまで待つの?
不思議な人間が増えてきた。スマホやり過ぎで、声を出さないと意味が通じないっていうことが解らない人間が増えているとしたら恐いことだ。
無言で何がしたいか周囲には全く通じていないのに怒りが沸点に達してから凶行に及ぶのか? 変なの。

電車内ではあれほど『リュックは下ろして』と言っているのに自分は対象外と思っている人間も山ほど居る。リュックには神経が通っていないから、後方がどうなっているか想像もできない鳥頭だからどうしようもないんだろうけど。
先日は大人の男性もう一人分大きくせり出したリュックの先に小さな男の子の頭がありヒヤヒヤした。男の子はなぜか一人で乗っていたようだ。
ああいうタイプの人間たちに、気がつく周囲が合わせていく世の中ってどうかと思うね。弱者と自分勝手をはき違えないで欲しいものだ。

そういえば、朝8時7分頃に北向名城線名古屋大学前の地下鉄駅で降りる男は注意した方がいいよ。
40代くらいで背が180くらい。短髪で横型の黒いビジネスバッグを持っている。格好はビジネスマンぽいかな。
そいつは、降りるときに、よけない乗客を膝で蹴り退けながら降りていく。女子高生の臀部にもやっていたから痴漢かと思った。

意味不明な人間が多くて地下鉄はストレスになる。
何だかよく解らない主張が取り上げられることが増えた昨今。こうやって世の中が変わって歴史となっていくんだな...と垣間見る。
残っていく人たちも合わせてばかりいると、自分が生きづらい世の中になるよ?
私はもう死んでいく身だからいいけどね。