日々の事から

日々のあれこれ
by Kirari

読書記録📖

2021-11-21 22:20:25 | 
『美酒処 ほろよい亭』日本酒小説アンソロジー 集英社文庫 2021.11.21読了

これまた短編小説アンソロジー。
アンソロジー形式の本は個人的に好まないのだが、活字中毒なので、今やなんでもいい。人に借りて読み続けている。
人に借りるのも並大抵ではない。なぜなら、好みの信頼がおける人間からしか借りる気は起こらず、例え好意で貸してくれるとか言われても、嫌気がさして却って嫌悪感しか感じない。
今は、信頼おける人から借りているので、読むと次々お願いをする。
この人がまた、えらく本を読む。1回で買う量が半端ない(笑) 私ならお金を払って買う気になるくらい気に入った作風の人しか買わないのに、どうもとにかく気になるものを買うらしい。失礼ながら小説になっておらず、溝にお金を放っているようなもんだって場合もあるだろうに。

さて本題。感想である。
作者とタイトルを。

相川 真 『月に桂の花をみる』
前田 珠子 『櫻姫は清酒がお好き』
桑原 水菜 『恋する川中島合戦』
丸木 文華 『無我夢中』
山本 瑤 『真夜中のおでんと迷い猫』
響野 夏菜 『父の日』

このアンソロジーを読み始め、2作目で小休止して他の本を読むことにしてしまった。『酒』絡みの内容であるから、無理に酒にこじつけたような感覚を感じてしまったためだ。
無理に酒...、無理に酒...、と端々に感じるとつまらなさが先行する。
こういうまとめ方は難しいんだろうなあ。
最後の2作は良かった。

とはいえ、アンソロジーとなると そういう感想にもなってしまうかな。
そういう流れでも気にならない方は、買ってみてはいかが?



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