『アンソロジー 捨てる』 大崎 梢 他9名 アミの会(仮) 著 2021.3.7 読了
腕のいい作家さん揃いだが、共著は印象に残りづらい。短編だし、誰がどう良かったっていう個人ワールドは表現しづらいのだろう。
ただ、この本はそれぞれが読みごたえがあったのでお薦めしたい。
内容はこの世に有りそうな場面だからだろうか。世の中のことって身近で無さそうで、いきなり自分に関わってくることってあると思う。『そこか...』という展開があるものもある。
共著は名ばかりのものが多かったので手に取らないようにしていたのだが、子供が買っていたものを借りて読んでみたのだ。
それぞれの著者が本の題名『捨てる』に着眼して書いている。
捨てることは縁を切ること。気持ちが晴れ晴れとし、それまで鬱積して絶ちきれないものはどんどん捨てるのが一番良い。
物を見て思い出す嫌な場面n。
そんなものも思い出さないようになっていくので大事な行為である。
昔付き合った男性がくれた安いペンダントがあったが、それを捨てたときは気分が良かった。
一方的に好きになられ、こっちの性格は無視。思うようにならない相手と分かって勝手に別れることにしたらしい。
こっちが意思を出すと気に入らず、かといって合わせておけばイラつくらしい。そんな身勝手なやつに振り回されていたので、正直別れることになって嬉しかった。
ものを残して置けば見るたびにうんざりする。
捻り潰したり、叩き込んだり、とにかく全てごみ袋に放り込んだ。
あとには清々しい気分が残るだけである。
そんな気持ちが分かるような一編もあった。
写真は撮り忘れたので検索してほしい。
腕のいい作家さん揃いだが、共著は印象に残りづらい。短編だし、誰がどう良かったっていう個人ワールドは表現しづらいのだろう。
ただ、この本はそれぞれが読みごたえがあったのでお薦めしたい。
内容はこの世に有りそうな場面だからだろうか。世の中のことって身近で無さそうで、いきなり自分に関わってくることってあると思う。『そこか...』という展開があるものもある。
共著は名ばかりのものが多かったので手に取らないようにしていたのだが、子供が買っていたものを借りて読んでみたのだ。
それぞれの著者が本の題名『捨てる』に着眼して書いている。
捨てることは縁を切ること。気持ちが晴れ晴れとし、それまで鬱積して絶ちきれないものはどんどん捨てるのが一番良い。
物を見て思い出す嫌な場面n。
そんなものも思い出さないようになっていくので大事な行為である。
昔付き合った男性がくれた安いペンダントがあったが、それを捨てたときは気分が良かった。
一方的に好きになられ、こっちの性格は無視。思うようにならない相手と分かって勝手に別れることにしたらしい。
こっちが意思を出すと気に入らず、かといって合わせておけばイラつくらしい。そんな身勝手なやつに振り回されていたので、正直別れることになって嬉しかった。
ものを残して置けば見るたびにうんざりする。
捻り潰したり、叩き込んだり、とにかく全てごみ袋に放り込んだ。
あとには清々しい気分が残るだけである。
そんな気持ちが分かるような一編もあった。
写真は撮り忘れたので検索してほしい。