『魔女たちは眠りを守る』 村山 早紀 著 2020.10.10 読了
村山さんのストーリーははじめて読むのか? 以前読んだものもあるような気がするのだが。
内容は読みやすかったと思う。魔女である七瀬について本の始まりも気を引く感じであった。
展開もくどすぎず書きすぎず良かったと思う。
最後の方で戦争が始まる前にアメリカから贈られた『碧い目のお人形』が持ち主の少女の魂を家族のもとに運ぶため自力で歩き、長い年月をかけて旅をするところが切なかった。
ストーリーにもあるように、魔女は、ひとと違う流れの寿命を持つために虚しさを感じながらも毎日を過ごすこと。友が居なければやりきれない毎日だろうな、と思う。
最終章に七瀬の生い立ちの場面がある。これは書いてもらってあって良かったと思う。
おおむねそんな感想である。
全体的に超常現象を信じられない人には分かりにくい話かもしれないが、世の中はそんなことで溢れているし、人間の生きる世界がこの世の全てではないから、私としてはノンフィクションのように感じられた1冊であった。
こういうストーリーに入れないひとは可愛そうだなって思ってしまう。
心は広く持つといい。
村山さんのストーリーははじめて読むのか? 以前読んだものもあるような気がするのだが。
内容は読みやすかったと思う。魔女である七瀬について本の始まりも気を引く感じであった。
展開もくどすぎず書きすぎず良かったと思う。
最後の方で戦争が始まる前にアメリカから贈られた『碧い目のお人形』が持ち主の少女の魂を家族のもとに運ぶため自力で歩き、長い年月をかけて旅をするところが切なかった。
ストーリーにもあるように、魔女は、ひとと違う流れの寿命を持つために虚しさを感じながらも毎日を過ごすこと。友が居なければやりきれない毎日だろうな、と思う。
最終章に七瀬の生い立ちの場面がある。これは書いてもらってあって良かったと思う。
おおむねそんな感想である。
全体的に超常現象を信じられない人には分かりにくい話かもしれないが、世の中はそんなことで溢れているし、人間の生きる世界がこの世の全てではないから、私としてはノンフィクションのように感じられた1冊であった。
こういうストーリーに入れないひとは可愛そうだなって思ってしまう。
心は広く持つといい。