名古屋市中区の会社のビルを出たところで、こんな子がいた。
雑踏に踏みつけられないように軽やかにステップを踏み、
無感動に縦横無尽に走り回るオートモービルにペチャンコにされぬよう俊敏に駆け
空腹感に苛まれることなく残飯を漁り、この都会の空の下たくましく生きていることだろう。
ウチの長男には、過ごすことのできない空間だな。
それぞれの生まれ育ったこれまでが違うのだから比べることは容易ではないが、
それぞれ今の環境が自分にとって幸せなモノであれば、人間がとやかく言うことはない。
それは、人間もおなじだな。