ゴールデンウィーク初日の記事の2回目を書いてから早くも20日が経とうとしている。その間、ネタが何もなかったかというとそういうモノでもなく、ネタはありつつも書いてなかっただけである。
で、今日書こうと思っているのは、5月3日のことである。まったくもって記憶も遠くなりにけりなのだが、初めての経験もあるので、そこら辺をつらつら書き綴ってみよう。
5月3日は言わずと知れた、と書いてから、ふと「何の日だっけ?」と思い、思い出す努力もせず(こういうところに努力しなければならないのが悲しい)ネットで調べると、ああ憲法記念日だと、わかっちゃいるけど忘れてました。11月3日は文化の日なのだが、あれ? と何かが引っかかる。これもまた調べてみると、日本国憲法の施行が5月3日で、発布が11月3日ということらしい。この引っかかりはそういうことに由来する。
その憲法記念日に、何をしたかというと、仙台までプロ野球「楽天×ロッテ」戦を見に行ったのである。昔koboスタジアムだった時代に見に行ったときも「楽天×ロッテ」戦だった。前の席に座っていたバリバリ楽天ファンの兄ちゃんが「俺、ロッテの応援は好きなんだよなぁ」と言っていたことを思い出す。
この日もロッテの応援団は、レフト外野席最上段に陣取り、見事な応援を見せていた、と思う。
とまあ久しぶりのプロ野球観戦なのだが、何が初体験かというと、盛岡駅からの「バスツアー」で行ってみたこと。以前行ったときは、かみさんの実家(仙台にある)から地下鉄と電車でナイターを見に行き、帰りの電車がものすごい混みようだったのを覚えている。盛岡から行って、帰りに混み混みの電車で帰ってくるよりは、まあ、バスツアーで行ってみようというわけだ。お一人様12000円ちょっとだったような気がする。交通費と入場料を考えると、比較的割安なのではないだろうか?
9時盛岡駅発。数人の乗車で出発する。この人数で果たして採算取れるのだろうか? と心配になったが、それは杞憂になる。盛岡駅を発ってから、南インター近くの営業所で数人、花巻インターで数人、北上インターで数人、水沢インターで数人、一関インターで数人、気づくと総勢28人のツアーになっていた。なるほどと思うが、そんな風に途中でお客さんを拾っていくので、到着までは3時間15分ほどかかった。それでも、お昼直後に到着なので、14時の試合開始には十分間がある。
球場内には、飲食物の持ち込みは禁止されていて、支払いは電子マネーのみ。当然楽天Edyが推奨されている。ただし、自動販売機は現金も使用出来る。そして当然一般価格よりはちょっと高い。屋台村状態になっているところで、家族3人分のお昼を購入。三塁側内野席に着くと、カミさんが早速ビールを買いに行ってくれた。何回も買いに行くのはめんどくさいのでということで、メガサイズを2つ、両手に持ってそろそろと通路を歩く。
売り子さんも各メーカー結構いるのだが、アサヒのマルエフがあったスタンドを選んだのだ。座席にはカップホルダーはあるものの、テーブルは無く、座席前にもあんまり余裕が無いので、膝をテーブル代わりに、お昼となる。ここで誤算が。メガカップは、カップホルダーに入らない! 必然的に席の下に置くことになるので、蹴らないよう十二分に気をつけねばならない。前の方には、テーブル席もあり、これはいいなぁ、と思う。とはいえ、天気も良く風も無く、暑くも寒くも無い、とても良いコンディション。外で食べるお昼とビールはどうあっても美味い。
大学生の息子は、小中学生の時はサッカーをやっていた。特に野球経験は無いのだが、いつの間にか日ハムファンになっていて、エスコンフィールド行きてぇ、とか言い出すようになっている。選手では清宮に頑張って欲しいらしく、YouTubeでシーズン前のキャンプも見ていたという。何だかよくわからないうちに野球好きになっていたのが不思議である。
楽天先発は則本。やはり則本、田中あたりが見られると嬉しい。ロッテの先発が佐々木朗希だったりすると、三塁側ホーム応援席にいながら、こ心の中では佐々木朗希の快投を見たくなったりしちゃうので、ロッテ先発小島はありがたい。心置きなく楽天を応援出来るというもの。
5月の日差しは強かったが、少し薄曇りになったりして、観戦コンディションは上々である。試合は投手戦でサクサクと進み、9回には絶対的押さえの松井裕樹も見られた。
ロッテの抑えも沢村が登場し、結局9回0×0で、延長となった。結局試合は延長10回表、ロッテがツーランホームランで2点を勝ち越し、そのまま試合終了。試合終了から30分後にバスは出発する。
大体駐車場から出るまでに30分くらいはかかり、本格的に出発したのは18時過ぎになった。帰りも行き同様、各地のインターに停車して盛岡駅に到着。夜の9時過ぎになったので、12時間以上の日帰り旅となった。都合6時間以上バスに乗るので、それなりに疲れるのだが、運転しないでビールを飲めるのはありがたい。
なんだかんだいいながら、スポーツでも演劇でも音楽でもライブってのは良い。またそのうちどこかに何かを見に行ってこよう。
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