「法事」だの「死に目に会う」だの、そっち方面のタイトルが続いてしまうのだが、本当に去年の年末からここまで、関わりの厚い薄いはあるものの、知り合いの訃報が続く。 自慢じゃないが、両親の死に目には会っていない。良く「死に目に会えなかった」と後悔してる、みたいなことを見聞きすることもあるのだが、特に後悔はない。
死に目って、死ぬ瞬間ってことですよね? いやあ、人の死ぬ瞬間って、なんか、見たいものでもないかなって思う。それに、死に目に会うためには、死に目に会うためにずっと準備してないといけない。いつ亡くなるかわからないけど、大体の目標(この言い方もどうかと思うが)を定めて、そのあたりの時間帯は、トイレに行くのも気を遣う、みたいな状態でいなければいけないのだ。
我慢に我慢を重ねたけれど、まだ死に目状態にならないから、限界前にうっかりトイレ行ってる間にそういうことになってしまったら、それはちょっと残念な気がするので、オレの場合は、まあ、間に合ったらみたいな具合で連絡をもらうことにしていた。
何が何でもという気はあまりないし、間に合わなくてもそれはそういうものだと思っていた。でまあ、後悔も特にないので、それはそれでいいかなと思っている。
ただ一度、死に目に会ったのは、飼っていたネコが死んだときで、このときはコロナ下だったので、家族全員が顔を揃えていて、みんなで見送ることが出来た。
最期は眠るように、というわけでもなく、荒い息遣いで喘ぐように数回呼吸をしたのち、パタリと静かになった。
当然悲しい。
とはいえ寿命というのは何にでもある。どうやっても次第に衰えて、いずれ寿命を迎えるのだから、さほど抗わず、平穏にそのときを迎えられればいいんじゃないかと思っている。まあ、実際そうなってくるとどうなるかわからないんだけどね。
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