ほぼ一週一ネタgoo

2016年の投稿を最後に滞っていたブログを提供元の閉鎖を機に引っ越し。今後の更新は不明瞭。

金曜日の話なんだけど

2008-07-01 22:21:00 | ノンジャンル
仕事帰りに4号線を走ってたところ、左にログハウスの焼き肉屋があるあたりの、4号線に、弁当箱みたいな包みが落ちていた。

現場は4車線の中央側の、北へ向かう方。

ど真ん中に、普通に走ると決して踏まない位置に落ちていた。

アレはどう見ても弁当箱だろう。緑色っぽかったかな? そんなハンカチというかそういう布に包まれて、ぽつんと淋しそうに落ちていた。

それが逆さまになってたり横になってたりしないで、まるでそこにわざわざ置いたみたいに鎮座ましましていたのだ。

遠くから見て、なんか落ちてる-あ、弁当箱だ(この間1秒もかからない)と思ってる間に、弁当箱は近づいてくる。どうしようかなあ、拾ってあげたりしたいもんだが、さすがに4車線の内側のものをどうやって・・・などと考えてるうちに、目の前に弁当箱が。

とりあえずそのまま踏みつぶしてしまう位置にはなかったので、またいで通り過ぎた。
バックミラーにはぽつんと残る弁当箱があった。

夕方なので、きっと中身は空っぽだったと思う。そして、会社かなんかで食べて、車で帰るときに、ちょっと屋根の上なんかに置いたんだと思う。そいでもって、何かの拍子で、屋根に置いた弁当箱のことをすっかり忘れ、走り出してしまったのであろう。

それが何かの拍子というか風にあおられてか振動にやられてか、落下したというわけだ。その落下も、きっとぴったりと着地したのだ。

で、今日の帰り道にはすでになかったから、きっと誰かが片づけたんだろうなぁ。


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2 コメント

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Unknown (通りすがり)
2008-07-02 12:26:23
シンプルですが、わびさびが効いた文章であり、非常に感銘を受けました。
教科書に載せたいような文章です。
私は世間に疎いため、筆者のことはよく存じませんが、もしかして高名な作家さんなのでしょうか?
もしそうであったならば、このような失礼なコメントどうぞお許しください。
ただただ感銘を受けただけなのです。
そして、コメントせずにはいられなかったのです。
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Unknown (kuramoti)
2008-07-02 22:15:29
いえいえ、そんなご大層なもんじゃございませんよ。無名の劇作家でございます。
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