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音の絵本

2024-11-17 17:15:56 | エンターテイメント

 ナレーションのお仕事でお世話になってる、サウンドブレーンの斎藤さんから「音の絵本作りたいんだよ」という話は、ずいぶん前から聞いていた。単なる読み聞かせではなく、効果音を入れたり、複数のキャストで読んだりと、ちょいと手の込んだ音素材を作って、幼稚園とか保育園、視覚支援学校などで活用してもらえたら良いなぁ、という企画である。
 関係者は手弁当。でまあ、オレの役割としては、企画書書いたり、音の絵本の導入部分のシナリオを書いたりというところ。
 第1回目の作品は「かみさまにあう」作/森川沙紀。この森川さんは、地域おこし協力隊で、花巻に滞在していた頃に、早池峰神楽に出合い、その魅力を絵本にしたい! と思っただけでなく、実際に作ってしまった大した人である。
 出版社が絡んでいるわけではないので、本人の了解があれば、権利関係の処理に手間取らないので、はじめの一歩としては、取り組みやすいところ。
 で、ようやく完成を見て、さて、どこら辺に贈ろうかいなと、いろいろと検討した結果、まずは花巻市、そして、盛岡視覚支援学校あたりに贈ることにした。
 すると、花巻市では、とりあえず職員の方に会って、手渡しして、なんか活用してください、的な感じで終わったのだが、盛岡視覚支援学校の方では、なんだか、贈呈式みたいなことをするというのである。しかも、その取材にテレビが来るというのである。普段は、テレビの裏方である音屋の斎藤さんは、バンドのドラマーでもあり、しゃべりは無限に出てくるのだが、こと、立場を逆にして、取材されて喋るとなると、あんまり慣れていない。これは見ものである。
 当日は、オレと斎藤さんの他に、本編の語りを担当してくれた平田純子さんが同席。初めて足を踏み入れる視覚支援学校の一室で、開式の言葉から、校長先生のあいさつがあり、斎藤さんのあいさつもあり、音源のCDを生徒代表の子に贈呈し、みんなで音の絵本を聞き、生徒の感想を聞く、という流れである。実にちゃんとした儀式である。
 そして取材。たどたどしく答えながら、ときおりオレの方をチラ見する斎藤さん。語り担当の平田さんはさすがの安定感というかなんというか。
 今回の作品には、実は子役が出ていて、それは、演劇仲間のKちゃんことFMさんの息子で、実に達者な子である。まだ声変わり前の可愛らしい声もあと少しの寿命だなぁと感じてしまうのである。
 さて、第2弾はどうなるかな?
 



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