このところ父の容態がおもわしくないようだ
父の容態は母からの報告からしか知ることはできない
病院に直接電話しても、教えてくれることはないからだ
今まで、何度か事実と違うことを報告されてきたので、100%信じたことはない。
月曜日 主治医から
あと1ヶ月ほどでしょう
と宣告されたという
今回はたぶん本当だと思われる
なぜなら、母の機嫌が良いから
「やっと先が見えてきた」
母は予定通り行かないことをなによりも嫌う
1分、5分、10分でも狂うと怒鳴る
それもなにかが始まってしまう時間だとか、乗り物に乗るという決まった時間ではない
「自分時間」
自分の寝る時間、食事の時間、家事をする時間は決して曲げず、変更させられることを極端に嫌い、自分の都合を押し付ける
従えないと、勝手だと責める
また、急遽変更せざるを得ない状況になるとパニクる。
父の命の長さ
こればっかりは思い通りにならないものだから、常に苛立っていた
半年前に主治医から
「これから黄疸が出るでしょう。そうなると危ないです」と告げられた
だが、待てど暮らせど黄疸が出ない
「あの医者め 全然黄疸出ないじゃないのよ!」
こう何度も言ってたっけ。。。
今日の電話
来週アッちゃんだけでも帰ってこれないの?
(来週だって?これだから嫌だ)
父が会いたがってるというなら迷うことなく帰るだろう
母の目的は?
父が死んでくれることを心待ちにしている母が
父のためを思って娘に会わせてやりたいと心底思っているとは思えなかった
父の余命があと1ヶ月だと親戚に電話したら
実弟はまったく見舞いに来る気がないだとか、従兄弟の○○は半泣きだったとか△△は自分の持病の話ばかりでちっともこっちの話を聞かないとか
どのくらい忠誠心があるのか品定め。
これもテストなんだろうと思った
私が口笛を吹いたらいつでも飛んでくるのよ
来月末に帰国することはもう言ってある
容態が急変するならもちろん帰国はするけど、私が帰る頃だって元気かもしれないでしょ?
いつどうなるかなんてだれにもわからないじゃないの
と言ったら
「そうや~ こればかりはしょうがないよね!」
「だから急なことがあっても、お母さんのこと恨まないでよね ちっとも知らせてくれなかったとか言わないでね」
少し驚いた
見栄っ張りな母だから、最後に親戚、遠く離れた子供たちを枕元によんで、盛大な催しをしたいのかと思っていたが
自分が恨まれないために来させようと思っていたのか。
「恨むって?私はそんなこと恨む人間じゃありません。近くにいたって、毎日病院行ってたって、今こうしているときだって、突然逝ってしまうことはあるよ。それはだれのせいでもない。私は離れて暮らしているからもう諦めてもらうしかないわ」
「そうね そうね 天命よね」
まあまあご機嫌で電話は切れた
モラ母は今後、このことを武器にできるだろうな、と推測してしまう
このことで、ふたつのことを母は手に入れることができた
ひとつは
[来てくれと頼んだのに娘は来てくれなかった]
もうひとつは
[なにかあっても恨まれる心配はない。頼んだのに拒んだのはあっちだ]
さて
どう出てくるのだろう
父の容態は母からの報告からしか知ることはできない
病院に直接電話しても、教えてくれることはないからだ
今まで、何度か事実と違うことを報告されてきたので、100%信じたことはない。
月曜日 主治医から
あと1ヶ月ほどでしょう
と宣告されたという
今回はたぶん本当だと思われる
なぜなら、母の機嫌が良いから
「やっと先が見えてきた」
母は予定通り行かないことをなによりも嫌う
1分、5分、10分でも狂うと怒鳴る
それもなにかが始まってしまう時間だとか、乗り物に乗るという決まった時間ではない
「自分時間」
自分の寝る時間、食事の時間、家事をする時間は決して曲げず、変更させられることを極端に嫌い、自分の都合を押し付ける
従えないと、勝手だと責める
また、急遽変更せざるを得ない状況になるとパニクる。
父の命の長さ
こればっかりは思い通りにならないものだから、常に苛立っていた
半年前に主治医から
「これから黄疸が出るでしょう。そうなると危ないです」と告げられた
だが、待てど暮らせど黄疸が出ない
「あの医者め 全然黄疸出ないじゃないのよ!」
こう何度も言ってたっけ。。。
今日の電話
来週アッちゃんだけでも帰ってこれないの?
(来週だって?これだから嫌だ)
父が会いたがってるというなら迷うことなく帰るだろう
母の目的は?
父が死んでくれることを心待ちにしている母が
父のためを思って娘に会わせてやりたいと心底思っているとは思えなかった
父の余命があと1ヶ月だと親戚に電話したら
実弟はまったく見舞いに来る気がないだとか、従兄弟の○○は半泣きだったとか△△は自分の持病の話ばかりでちっともこっちの話を聞かないとか
どのくらい忠誠心があるのか品定め。
これもテストなんだろうと思った
私が口笛を吹いたらいつでも飛んでくるのよ
来月末に帰国することはもう言ってある
容態が急変するならもちろん帰国はするけど、私が帰る頃だって元気かもしれないでしょ?
いつどうなるかなんてだれにもわからないじゃないの
と言ったら
「そうや~ こればかりはしょうがないよね!」
「だから急なことがあっても、お母さんのこと恨まないでよね ちっとも知らせてくれなかったとか言わないでね」
少し驚いた
見栄っ張りな母だから、最後に親戚、遠く離れた子供たちを枕元によんで、盛大な催しをしたいのかと思っていたが
自分が恨まれないために来させようと思っていたのか。
「恨むって?私はそんなこと恨む人間じゃありません。近くにいたって、毎日病院行ってたって、今こうしているときだって、突然逝ってしまうことはあるよ。それはだれのせいでもない。私は離れて暮らしているからもう諦めてもらうしかないわ」
「そうね そうね 天命よね」
まあまあご機嫌で電話は切れた
モラ母は今後、このことを武器にできるだろうな、と推測してしまう
このことで、ふたつのことを母は手に入れることができた
ひとつは
[来てくれと頼んだのに娘は来てくれなかった]
もうひとつは
[なにかあっても恨まれる心配はない。頼んだのに拒んだのはあっちだ]
さて
どう出てくるのだろう