今日は初めて祖母のことについて書きます
私の記憶にある祖母は
母にそっくり(苦笑)
私が物心ついた頃から、母は祖母の悪口ばかり言っていた
いい歳した娘のことに今だにでしゃばってくる
自分勝手で強引
口出すくせになにもしない
あれだけ子供のために何もしてやらないひと珍しい
母が怒っていたことは、私が現在怒っていることと、ずいぶんとかぶる
祖母をひとことで表すなら、まずは
「怒り」だと思う
わめきちらし、時に物にあたり散らしながら怒っていた
母は、私に
「おばあちゃんのことが大嫌い」
とよく言っていた
祖母がどんなに酷い母親かを延々と愚痴っていた
そんなときの母は、心底、祖母が憎いようにみえた
私はそんな母を通してでしか、祖母を感じていなかったのかもしれない
だから、母に加勢するつもりで、祖母を嫌った
母の愛を勝ち取るためだ
前記事に記した、ひとつ違いの母の姉(叔母)
男の子ができなかったので、長女である叔母は、婿養子をとって
生涯、祖母と同居した
祖母は暴君として君臨し、家族を牛耳っていた
従姉妹、叔母から昔話しとして、必ずと言っていいほど
この夫婦喧嘩の話しがでてくる
おばあちゃんは竹ざおを持って、逃惑う祖父を追い掛け回していたのよ
祖母の怒りの原因は、大体が祖父の女性関係のものだったようである
祖父は、とある地方都市でいくつか会社を経営していて、地元では有名人だったようだ
瀟洒な家にすみ、女中を雇い、娘たちに日本舞踊、茶道、華道を習わせ
祖父が理事長をつとめる私立の女学校へ幼稚園から入学させた
羽振りがよく、やり手な祖父だったので、女性にはモテたようだ
そんな祖父を、祖母はいつも監視し、疑っていた
~前回、会ったときに叔母から聞いた話~
あのひとは毎日のように夕方になると、私に祖父の会社へ叔母に電話をかけさせたの
仕事は終わったか、帰宅は何時になるか聞けというのよ
父が家に帰らず女のところに行くかどうか、娘に探りを入れさせるため。
私はそんなことさせられるのが嫌で嫌で・・・・
「嫌だ」と言ったら、怒鳴られ、わめかれ・・・・
叔母は小学生の頃からそんなことをさせられていたらしい
~母から昔、聞いた話~
祖父が会社の事務員と浮気してるんじゃないかと疑って、夜中に温泉へタクシー飛ばして見に行ったことがある
(結果はどうだったかわからない)
美人な事務員だったから、常に疑い続け、ケンカばかりしていた
「尼になるから髪を剃れ!」と祖父に剃刀を突きつけていたことがあった
~父から聞いた話~
祖父の女の■■子が○○町にいる ちゃんと調べがついている
○○町、△△丁目×× までわかっているので見てきてほしい
と婿である父は頼まれた
言い出したらきかないので、仕方なく、見に行ったが、そんなひとは住んでいなかった
そんなひとはいなかったといっても、決して事実を受け入れようとはしなかった
祖母は死ぬ間際まで、「夫には女がいる」
そればかり言いながら死んでいったと 叔母は言う
祖父が死んで20年後に亡くなった祖母
祖父の死後も、親戚の○子と出来てたにちがいないだの、近所の△子とも怪しいだの、疑いをやめることはしなかった
裏切られているという気持ちに支配されながら、生涯を終えたようなものなのだろうか
祖母もまたボーダーで
「見捨てられるかもしれない」という呪縛から解放されることはなかったのだろうか
そして世代連鎖
王道を行っている我が家系。。。
私の記憶にある祖母は
母にそっくり(苦笑)
私が物心ついた頃から、母は祖母の悪口ばかり言っていた
いい歳した娘のことに今だにでしゃばってくる
自分勝手で強引
口出すくせになにもしない
あれだけ子供のために何もしてやらないひと珍しい
母が怒っていたことは、私が現在怒っていることと、ずいぶんとかぶる
祖母をひとことで表すなら、まずは
「怒り」だと思う
わめきちらし、時に物にあたり散らしながら怒っていた
母は、私に
「おばあちゃんのことが大嫌い」
とよく言っていた
祖母がどんなに酷い母親かを延々と愚痴っていた
そんなときの母は、心底、祖母が憎いようにみえた
私はそんな母を通してでしか、祖母を感じていなかったのかもしれない
だから、母に加勢するつもりで、祖母を嫌った
母の愛を勝ち取るためだ
前記事に記した、ひとつ違いの母の姉(叔母)
男の子ができなかったので、長女である叔母は、婿養子をとって
生涯、祖母と同居した
祖母は暴君として君臨し、家族を牛耳っていた
従姉妹、叔母から昔話しとして、必ずと言っていいほど
この夫婦喧嘩の話しがでてくる
おばあちゃんは竹ざおを持って、逃惑う祖父を追い掛け回していたのよ
祖母の怒りの原因は、大体が祖父の女性関係のものだったようである
祖父は、とある地方都市でいくつか会社を経営していて、地元では有名人だったようだ
瀟洒な家にすみ、女中を雇い、娘たちに日本舞踊、茶道、華道を習わせ
祖父が理事長をつとめる私立の女学校へ幼稚園から入学させた
羽振りがよく、やり手な祖父だったので、女性にはモテたようだ
そんな祖父を、祖母はいつも監視し、疑っていた
~前回、会ったときに叔母から聞いた話~
あのひとは毎日のように夕方になると、私に祖父の会社へ叔母に電話をかけさせたの
仕事は終わったか、帰宅は何時になるか聞けというのよ
父が家に帰らず女のところに行くかどうか、娘に探りを入れさせるため。
私はそんなことさせられるのが嫌で嫌で・・・・
「嫌だ」と言ったら、怒鳴られ、わめかれ・・・・
叔母は小学生の頃からそんなことをさせられていたらしい
~母から昔、聞いた話~
祖父が会社の事務員と浮気してるんじゃないかと疑って、夜中に温泉へタクシー飛ばして見に行ったことがある
(結果はどうだったかわからない)
美人な事務員だったから、常に疑い続け、ケンカばかりしていた
「尼になるから髪を剃れ!」と祖父に剃刀を突きつけていたことがあった
~父から聞いた話~
祖父の女の■■子が○○町にいる ちゃんと調べがついている
○○町、△△丁目×× までわかっているので見てきてほしい
と婿である父は頼まれた
言い出したらきかないので、仕方なく、見に行ったが、そんなひとは住んでいなかった
そんなひとはいなかったといっても、決して事実を受け入れようとはしなかった
祖母は死ぬ間際まで、「夫には女がいる」
そればかり言いながら死んでいったと 叔母は言う
祖父が死んで20年後に亡くなった祖母
祖父の死後も、親戚の○子と出来てたにちがいないだの、近所の△子とも怪しいだの、疑いをやめることはしなかった
裏切られているという気持ちに支配されながら、生涯を終えたようなものなのだろうか
祖母もまたボーダーで
「見捨てられるかもしれない」という呪縛から解放されることはなかったのだろうか
そして世代連鎖
王道を行っている我が家系。。。
どこかの本で読んだのですが、相手のことを知るためには
その3世代前までさかのぼってようやくいろいろと見えてくる
のだそうです。ですので、今アッちゃんさんがこうして
世代を遡っていろいろと考えをまとめているのは
必要な作業なのでしょうね。
こうしたプロセスは辛いですが、なぜ今自分がこのような
状況にいるのかを理解するための手助けに大いになると
私は思います。この作業を通じて、少しでも気持ちの
整理が進むといいですね。
確かに大変な作業ですね・・・
こうやって分析するのも、だいぶ冷静になれてきました
祖母のことは、母に同情するくらい酷いものでした
だから母もなるべくしてボーダーになってしまったのでしょう
ボーダーさんのコメントにも書きますが、やはりまだまだ私は母に対しての恨みが強いようです
元夫でさえ、子供の頃からあのおばあちゃんは、人の悪口ばかり言って、いつ行っても何かに怒鳴り散らしていて恐くてキライだった、と言ってました。
ただ、彼のモラ母だけは、自分の母親のことに全くノーコメントで、たったひとつだけ、何十回となくきかされた子供の頃のエピソードがあって、
モラ母は小学校に入学したとき、まったく口をきかなかったそうで、先生が、親に「この子は耳かどこか障害があるのか?」と尋ねたのを、モラ母の母は娘に「しっかり勉強して、クラスで一番になって、あんなことをいう先生を見返してやれ」・・そう母が言ってくれて、嬉しかった・・というのです。
ふつうの親なら「先生に聞かれたことに黙ってちゃいけないよ」と諭しますよね。
その祖母は、老後、嫁とすごく折りあいが悪く、ガラスを割るような喧嘩をしていたとも聞きました。
ほんとに、こんなこと知ってたら嫁に何ぞいかなかった家です。
アッちゃんさんのおっしゃる、お母さんへの「恨み」は、恢復の一過程として避けては通れないものだと思いますが、人間は、そんな、自分を傷つけるダークな感情の中にばかりいられなくも出来ているようで、必ず、すべてにふっきれて、あの人はあの人、私は私、というところに到達できると信じてます。
もう少しですね。
ご自分のことをACとか、ボーダーとか言われてますが、私自身の中にもあった「泣いているインナーチャイルド」がいる、その程度ではないのかな、と記事から判断してます。
カウンセリングにいけなくても、私がやったようなインナーチャイルド癒しワーク、そんな本も色々出ていて、これけっこう効果あると思うのです。
ぜひお薦めします。
「やっぱり」ですね
元夫のお母様もなるべくしてなってしまった
間違いないですね
自分の母についてノーコメントなのは、元夫さんと共通してません?
ガラスを割るようなケンカというところで思い出しました。
私の母と祖母も、ものすごいケンカをして、母がクリスタルの灰皿を庭の塀に投げつけて割ったことありました。。。
<アッちゃんさんのおっしゃる、お母さんへの「恨み」は、恢復の一過程として避けては通れないものだと思いますが、人間は、そんな、自分を傷つけるダークな感情の中にばかりいられなくも出来ているようで、必ず、すべてにふっきれて、あの人はあの人、私は私、というところに到達できると信じてます。
もう少しですね。
ありがとうございます
私はいつも母との問題に心や時間を割いているわけではなく、普段は好きなこともやり、友達とも付き合い、面白いことがあったらガハハと笑っています
そういうときは、まったく母とのことなど心の中にないのですが、私が傷ついたシチュエーションになると、母とのことがフラッシュバックしてくる感じです
だから、子供といるときが多いですね
もしAC、モラハラ、ボーダーを知らなかったら?
いやいっそ知らなかったほうがと仮定してみたことはあります
知ってしまったからこそ、苦しみ、恨みが湧き出てきたのですから
でも、答えはやはり知ってよかったと思うのです
我が子が犠牲になっていた可能性がある
そして、自分がいつか壊れていただろうと思えるからです
もう少し?
わからないけど、今は気持ちのままに。
インナーチャイルド癒し
やってみますね
時々やっているんですよ
形にするのは辛いので、頭の中だけですけど
形にするのは辛いので、頭の中だけですけど
あ、それね。
私も頭の中でやったって同じじゃないか、と思ってたの。でも、心で思うのと、ただ、それを言葉にしたり、音声にしたり、するのとは大きな差があるみたい。私の体験がそれ。、
「言霊」というのかな、言葉には、不思議な力があって、それが「癒し」てくれるようです。
自分の中に、やさしい理解者の母でもお姉さんでも、作り上げるの。自分が、それになるの。
・・・でも、私はそうして日記や文字にする作業は辛くはなかったけど、アッちゃんさんが形にするのは「辛い」とおっしゃるなら、また、違うのかもしれません。時期も早すぎるのかもしれません。
ただ、私が、母に対して、子供のような恨み(妹ほど大事にされてないというような)をずっと持っていて、頭の中では、なんて子供じみた・・と自分を笑っていたにもかかわらず、捨てられなかった拘りとひっかかりが、そのワーク以来すーーっと消えたの。ただのご参考の一例までにね。m(_ _)m
記事ありましたね
「言霊」
言葉は不思議な力を持っている
改めてそう思います
あるときは呪いにもなるし
いまはまだこの場所に書くことはできないけど
ノートに書くこと
やってみます
母のことをシュミレーションするのに
ノートに書くことで、ずいぶん助けられた経験もあるので
ありがとうございます