セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

姉の上京

2010-11-21 | セカンドライフ
                ♪サザンカサザンカ咲いた道~~♪

朝は晴れていたのに、午後は雲が厚くなってしまった。たき火でもしたいな~~。
八月に15年の介護を終え姑を見送り事後処理も済みホッとしたのだろうか?
「上京するからねー晩泊めてね~!」と元気な声で電話が入った。

私と遊ぶのではなく、小学校の幼馴染と会うそうだ。
北海道から上京するT子ちゃん、江戸川に住むY子ちゃんと3人での東京散歩だそうで。
「電話がかかって来てね、3人で会う事になったのT子ちゃんもY子ちゃんもはしゃいでいたわー」と言う
姉の声も大分はしゃいでいる。

若い頃には、近県の山登りも時々した気心知れた親友だと言う。
小学校の頃は皆餡パンの様にふっくらと肥って健康的な子供達だった。
昔は何処の家も生活が苦しくて、当り前の生活だったはずなのに、大声でワッハワッハと
笑って明るい雰囲気を作っていた。

どんなグループにも大抵1人は居るものだが。
姉も、お二人の明るさに大分助けられたようだ。

どう言うわけか、姉と兄の幼友達の事は、いまだに覚えている私。いつも後ろをくっついて
遊んでいたのかも知れない。懐かしい思いが頭をよぎる。
姉の行った高校の校歌まで歌えちゃうんだから、相当のくっ付きだったかも…

姉も何の憂いも無く、大笑いを繰り返すのだろう。
今日は六本木に行くのだそうで、東京に住むY子ちゃんがしっかり調べて案内して下さるのだそう。
六本木は既にイルミネーションも奇麗だから、お上りさん達は大喜びできょろきょろと
して、転ばない様にね。

3人共ながい介護生活を終えた様で、もう思いっ切りゆっくり遊んで下さいと言いたい。
姉は夜、どんな顔をして、我が家に来るのだろう。土産話も楽しみだ。

私の友達も現在、明日をも知れぬ命を送っている姑の介護で頑張っている。
しっかりと見送ったら、「お疲れさん」をして上げよう。