セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

電柱の交換

2010-11-24 | セカンドライフ


家の前の公園の傍に立つ電柱の交換をしている。
南房総の田舎では、原っぱの中を電柱が立ち、凧上げの邪魔をしていたっけ・・・・。

当時は「電信柱デンシンバシラ」と呼んでいた。今はやっぱり電柱デンチュウ、かしら?
苦い思い出が甦った。高校を卒業した男友達はこんな事をする会社(関○工)に就職して働いていた。
丁度一年位経った寒い朝、工事中の高い所から地上にドッスーンと落下してしまい即死した。

とても性格が良く、実直で明るい好青年だった。
高校最後の試験休みに、グループで長野県・白樺湖にスケート旅行(4泊5日)をした事を思い出す。
月並だが走馬燈の様にあれやこれやと思い出した。19年の儚い命。

10人位のグループだったけど、皆アルバイトをして夜行列車で出かけた。
楽しくて楽しくて帰りたくなくて一日延長したっけ。その時の彼の写真を見ると
ニコニコと笑っているだけ。

まさか社会に出て1年も経たない内に転落死するなんて、今でも信じられない出来事だった。
ご両親もどんなにお心落としな事だったか。
何度か皆でお墓参りに伺ったが、お母様のお顔を見るのも忍びなかった。そっくりな面立ち。

今では労働条件等労災関係もあり、非常にしっかりとした管理・工程で作業をするが
45年前なんてどんな環境の中で、働いていたのだろう。

成人まで生きている事も出来なかったT君どんなに無念だった事か?
今更ながら、残念でならない。

今日の作業を見ていると、しっかり命綱を付けて、小さな箱の中で作業をしているので
落ちたくても落ちられない様になっている。
彼の命がこうして安全重視の作業の礎になっているのなら嬉しい。

それにしても手際が良く、右の新しい電柱にどんどん電線を付け、左の低い電柱から
新しい物に取り替えて行く作業の早い事。今日は公園前の電柱を全部取り換えるらしい。

くれぐれも安全に気を付けてね。

空は快晴

2010-11-24 | セカンドライフ
午前中のベランダから見た快晴の空。東京にもこんな奇麗な空って有るんですよ~って
一寸自慢モードです。

気圧が安定したのかしら?

サザンカ雨・木枯らし・小春日和がクルクル猫の目の様に変わる季節も
終わったのかしら?
それで私も気分良くなったらしい。なんて気持ちの良い事。見て見て―