セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

前橋 汀子 ヴァイオリン・リサイタル

2013-02-16 | セカンドライフ
       

前橋 汀子 ヴァイオリン・リサイタル 】 於:千葉市民会館大ホール

     プログラム 

 ヴァイオリン・ソナタ 第24番ハ長調 K.296 モーツアルト

   第1楽章 第2楽章 第3楽章

 ロマンス 第2番 ヘ長調 OP.50  ベートーベン

 ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 op.24「春」ベートーヴェン

   第1楽章 アレグロ
   第2楽章 アダージョ・モルト・エスプレッシオーネ
   第3楽章 スケルツォ(アレグロ・モルト)
   第4楽章 ロンド(アレグロ・マ・ノン・トロッポ)

         - 休憩20分 -

 モスクワの思い出 op.6   ヴィエニヤフスキ
 わが母の教え給いし歌      ドヴォルザーク

スラブ舞曲 op.72-2   ドヴォルザーク
愛の喜び   クライスラー

スペイン舞曲 第1番      ファリャ
 亜麻色の髪の乙女        ドビッシー

 ノクターン オp.9-2      ショパン
 ツィゴイネルワイゼン      サラサーテ

   <アンコール>

 アヴェ・マリア  シューベルト 
 ハンガリー舞曲  ブラームス  他2曲

     台風の様な強烈な風に転ばされそうになりました。寒かった事。
 

前半黄色系、後半は真っ赤なドレス。
いずれも少し裾を引く位の長さで、そのお姿はまるで女王の風格。
ベテランヴァイオリニストの、前橋汀子さんのリサイタルに馳せ参じるチャンスを頂いた。
いつもの高校の友達の娘さんが、前橋さんのリサイタルチケットを10枚入手したので、皆で行くので、私の方のグループも3人どうぞと招待して下さったのだ。

冷たい強風の北風に飛ばされながら、千葉市民会館大ホールへ向かった。主催 千葉友の会
会場に向かうと、既に前から四列目に席が用意して有り有難かった。

今日のリサイタルは、ポピュラーな曲で占めていたので、身を乗り出して全曲楽しんだ。多分会場中がそんな雰囲気だった。色白の肌の美しさにも魅せられた。お若い頃から天才的な非凡な才能で名をはせた彼女も既にデビュー50年となった。お顔も若い頃より柔らかく、余裕のあるオーラが漂い、追っかけさんが多いと言うのも納得が出来た。

美しく年齢を重ねると言う、サンプルの様に舞台上で微笑んでいた。私は今の前橋さんが大好きになってしまった。演奏も重厚感が有りさすが大ベテラン、弓を気にされていたが、何の事も無い、引き始めればうっとりとして、弓の不具合も忘れてしまった。大きなオーケストラ演奏にも勝っていましたね、今日の演奏会。思わず嬉しくて胸が一杯になりましたよ。ブラボー!ブラボー!と声が出そうだった。

ピアニストも良かったですね~友達がすっかり一目惚れをしてしまって、唸っていた。
確かに、前橋さんが演奏し易い様に、ヘルプの仕方が優しかったし・・・あら?私まで感染したかな?

ピアニスト・松本和将氏