なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

二兎は5点差?

2009-09-04 03:27:39 | Weblog
 「二兎を追う者は・・・一兎をも得ず」という諺がありますが、この諺の信憑性確率はどのくらいのものでしょう。
 プロの高度なテクニックと集中力が必要とされる勝負で、しかも1対1の真剣勝負で、その道一筋・その勝負に賭けて調整してきた方が強いであろうとは思う。
 しかし、心のどこかでは本当にそうなのか?、私程度の猟師は下手な鉄砲を数打たなくては命中は望めないし、二兎どころか三兎も四兎も追わなくては一兎も得られないような気が常にしている。
 「勝負は時の運」みたいなところも否定できないような気持ちもある。
 マア、プロの世界とは程遠い私たちのザル碁界では、確かにその道一筋の碁キチも強いけれど、反対にいろんなことに手を出すような多趣味の人が弱いとは言い切れない。
 例えば囲碁しか楽しみが無い人が仮に3段で、囲碁も競馬も麻雀もゴルフも楽しむような人が同じ3段だったとして、多趣味の人が仮に囲碁一筋に衣替えしたら3段を脱して5段くらいまで上昇できるか?・・・さて、大いに疑問の余地ありですね。
 一筋に打ち込む事が良いことではあっても、ベストの選択かどうかは別問題のようで、いろんなことに目を向けて興味のアンテナを広げることが悪いこととは思えません。
 むしろある意味での心の余裕みたいなところが勝負事の場面で気持ちの余裕という意味で好い影響があるかも知れません。

 長々と前振りをしてきましたが、
  7月8月のネット碁の成績とレンタルCDの間で関連があるか無いか?自分で興味を持ったのです。
 面白いレンタルCDのドラマ・・・連続ものですから次々と続きを見たくなります。
 再生機はノートパソコンですから、ドラマを見ると言う事はネット碁は打てない、あるいはドラマの合間を縫って囲碁サイトに接続する。
 それにドラマは見るだけの単純作業ではあるけれど、若しかしたら目とか頭が多少は疲れるかもしれないので、その後直ぐにネットで囲碁を打つというのは、ベストコンディションという意味では最善ではないのかも知れません。
 しかし仮にも仕事を持っていれば、家での自由時間と言うのも制限があるので、ドラマの時間もネット碁もブログも、ネットでの興味のある事の検索も、風呂の時間も食事時間もトータルで○時間の世界ではある。
 
 振り返ると、7月から8月の初めにかけてはかなりの本数の連続ものを見てしまいました。
 レンタル屋さんには2日に1回は通っていたくらいの頻度・・・こうなると完全にお馴染みさんと言えば聞こえはいいけれど、実際は店員さんとしても内心呆れている筈です・・・それを顔に出せないのが可哀そうで、同情したくなるくらい。
 ともかく8月初めには見ていた連続もののCDが9月配給まで新作が無い状態になってしまったので、これは見たくても見ることが出来ません。
 要するにCDのドラマはパソコンでは見れませんから家での過ごし方の選択肢が一つ減ります。
 つまりネット囲碁に集中するしか楽しみが無い状態になったのです。
 それで8月の下旬の成績が4勝0敗・・・もし関連性が大いにあるとすれば、まるでドラマに神経が行っていたのでそれまでは負けていたみたいな言いわけで、それではいつもの囲碁仲間に失礼な感じではある、、、でも関連が全くないのかどうか?・・・単なる偶然で連勝したり連敗したりするのか少し疑問(ただの偶然かも知れませんが)。
  さて全く影響が無いとも言えないでしょうが、大いにあるとも言えない・・・なんだか中途半端な結論ですが、好きなことを好きなように楽しみたいという私流と言う事で、結局はトータルな私にとっての成績。
 仮に今後私がパソコンでやることが囲碁関係のことしかしないとしても、今よりたいして勝率が上がるとも思えないが・・・少しは上がるだろうか?
 CDの連続ドラマをパソコンで見るようになったのがここ半年ぐらいなので、今の点数はその頃よりは少し下がっている筈・・・確かに5点ぐらい・・・するとその差は5点?。
 これは大きいのか、その程度しか違わないと見るべきか。