なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

エッ?私は25級ですか?

2009-09-23 00:47:49 | Weblog
 敬老の日、いや今では老人の日と言うんでしたか、改称の理由は「老人であるという理由だけで”尊敬”を強要するのは宜しく無い」という理由でしょうか?
 もしそうだすると私とは随分違う感覚のようです。
  確かに高齢の方の中には私の理解の範囲を越える人とか、私程度の力ではお世話を出来ないし、会話だけでも10分も持たないだろう。
 でも私のような不健康体質から見れば長生きしていると言うだけで憧れみたいなものです。
 ところで、9月のこの時期からお彼岸にかけて連休があって「シルバーウィーク」と言うのですよね。
 確かにそういう期間があるのは知ってはいました(ボケではなく)。
  その時期には道路が混むかもしれないとかのニュースも聞いてはいました・・・しかししょせん他人事!?。
 家族でどこかに行くような予定もないし誰かが遊びに来ることも無し、全く現実感がありませんでした。
  ですから、カレンダーに赤い文字の日が並んでいるというか、9月の真ん中あたりはずいぶん赤い模様が多いと感じている程度でした。
 週末の金曜日の夕方同僚と打ち合わせをしていて・・・「エッ!来週はこんなに休みが続くのですか?」という発言をして、逆にその場にいた皆から「ギョッ!?」と顔を見られてしまいました。
 「明日からの休みを知らない人がいた!」・・・「もしかしたら、誰も言わなければ月曜日も仕事に来てくれるつもりだったのですか?」。
  「どうせ仕事しか行くところが無いんです!!」と開き直るしかない
 もう、呆れると言うか、ボケ老人扱いです・・・マアそういう扱いは無理もないかも知れませんが。

 そういうことで、日曜日の夜も月曜日の事を気にせず気持ちはゆったり。
  (気にしていても”ゆったり”ですが)
 普段ですと多少は自制心らしきものが働いて、”なるべく早く寝ておこうかな”などと考えることも無いわけではないのですが、今週に限っては気にせずノンビリ。
 尤も、女房殿は同好会の若いメンバーの結婚披露宴の二次会に招待されてどこぞのホテルに、息子は仲良しグループの誰かが帰ってくるので歓迎の集まりで近所の居酒屋に・・・ジイサマは一人でパソコンを叩いています。
 TV番組も面白いものが無いので、ネット碁か人のブログを覗く、あるいは興味のある事柄を検索してみる、それもなければ、本を読むか・・・寝るしかない。
 要するに”ノンビリ”するしかないという選択の余地のない”余裕”状態。
  こうなることが予想できるので、個人的にはあっても無くても良い「シルバーウィーク」に関心が無かったのかもしれません。
 (まさに私と同じ「箸置き」的価値;無いよりは好い、あるいはあっても好い)
 この時期に「やっと休める」とか「久し振りに家庭サービス」と言う人にはなんという贅沢を通り越した罰あたりみたいなものでしょう。

 ともあれネット碁は落ち着いて打てます・・・落ち着くしかないので・・・
  この時期に来てやっと9月の11局目を打ちました。
 前にも話したように連敗スタートして、気合を入れて打った3局目も敢え無く・・・3連敗。
 半ばやけ気味でなんとか1勝したものの次はまた負け、その後なんとか勝ったけれど再び負け途中までで2勝5敗。
 負け越しはマダ僅か3つと感じるかどうか?・・・悲観的な気分が「初めの3つの負けを取り返すのは大変!」だと頭の中で悪魔が騒ぎ貧乏神が囁くのです。
 その後(私としては奇跡の)4連勝があって通算6勝5敗になり気分的には一息つきました。
 尤もシルバーウィーク後半で再びデッドロックに乗り上げる危険性は大いにあるので安心はできませんが、とりあえず危機脱出。

 ところで日本棋院幽玄の間で無料会員登録をして観戦が出来るようになりましたが、不思議なことも有りました・・・イヤ、無料会員にどの程度の事が認められてるのか分かっていないだけで、観戦以外での認められている機能が分かっていないのですが。
 観戦は出来る・・・これはありがたい。
  この対局者リストの横に対局待ちリストがあるのです・・・これが間違いかも?。
 そこに「上」とか「下」「同じ」などと言うところにチェックを入れるところがありますが、多分これが対局条件だということは想像できる。
 ところで対局可能=対局希望?に「登録」するかどうか?
  つまり申し込んで受け打入れられるのかどうか?
 こういうボタンがあれば押してみたくなります=もしかしたら対局が許される?
   無料会員はプロの対局も観戦できないくらいですから当然対局など出来っこない?とは思いつつ、失敗したって「パンドラ」ほど酷いことは起きっこないと開き直る。
 迷った末に「チェック」を入れてクリック
  すると対局可能リストとかいうものが見える・・・でも自分のIDネームが無い!。
 よく見ると一番下にゲスト「No・・・25級]と言うのがあってそこが色つきになっている。
 もしかすると、それが私?
  それでも文句は言えないかも知れないけれど、そうだとすると登録した時の自主申請段位は全く無視された形です。
 「無料会員は対局できません」と言ってくれた方がよっぽど気持ちが良い。
  それとも25級から修業し直しなさいと言うことなのかも・・・日本棋院ってそんなに棋力のハードルが高かった?。
 マア、これ以上触らないで観戦だけにしておきます。

 PS.
 実はそこに24級が一人、25級は6,7人登録されていました・・・もしかするとこれは私と同じように迷路に迷い込んだ人たちかもしれません。
 (言葉遊びのインスピレーション=地獄の亡者たち?)
 とすると、ここから戦って30ランクぐらい這いあがって行け!!?
 日本棋院幽玄の間ではプロの対局、アマ超高段者たちのグループも厳しい対局でしょうが、もしかするとその次にここが厳しい戦いの場かも知れません。
  だって、同じ条件の人と25級として対局して、そして負けたら泣きたくなるかも・・・
 まさに地獄から這いあがるための戦い!!ナンチャッて。
  私? 当然裸足で逃げ出しました。