なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

バッグアップ・記事一覧

2009-09-29 00:38:23 | Weblog
 ブログを入力するページに記事一覧と言うボタンがついています。
  最近のものから10記事づつならんでいます・・・こういうものがあると「一番古いもの」を見に行きたくなるものです。
 自分の書いたものを「見に行きたくなる」は変ですが、気分はそんなところ。
  オーバーな表現ですが沢登りのようなもので、流れがあれば源流を見たくなるもの、2007年1月1日の記事は一番古いことが分かったのですが、これははっきり間違いでもある。
 本当は2006年10月には始めた筈で、出だしの話が全く無くて、突然なにややら話が・・・初めの1,2カ月のところが欠けている・・・そして、今残っている記事は全部で1002個なのですが、もう少し多い筈です。
 マア、数で量るのも、八百屋さんでの一山いくらと言う感じですが、実際はどんなに山が大きくても価値の無いものは無いのですが・・・何故1000あたりの数字にこだわるかと言うと、ブロブを始める時「囲碁関連の事を中心に毎日更新が目標で、とりあえず”千夜一夜”みたいに1000記事」と思い立ったからです。
 途中記事を入力し忘れて、一日2本入れたりしたこともありますが、それは1日1本に少し拘りがあったからです・・・殆ど意味のない拘りではありますが。
 それで、前に3年近いので”1000は楽に越えた”と考えていたのですから、今一覧表の1002はどうもおかしい。
 要するに初めの部分の記事の記録が欠けている。
  殆ど価値が無いものでも、探した時に無いとなんだか損をしたような気分になるもので、今あるものだけでもとっておこうと「バックアップ機能」を使って記録することにしました。

 これが、ボタンを押して「記事のバックアップ中」と言う作業中のサインが出てから時間がかかること。
 「バックアップには時間がかかる場合があります」と表示があるからマア仕方が無い。
 「20分から40分・・・」とあって「ここを離れてログアウトしても作業は継続される」とあるので他のことは出来るらしい。
 それにしても時間がかかるので良く見たら”40分”の後ろに”以上”がついていました・・・と言うことは40分が天井では無い!?。
 そうなると自分で依頼した事ではあるが「勝手にやってくれ!」みたいなやけ気味な気分になる。
 
 待っている時間に、思いつくことがあって、本棚を調べると「ありました」
  ここには普通の本や雑誌の他に、パソコンで検索した物で面白そうなものなどをプリントアウトして保管してあります。
  私以外の人には単なる反故紙・裏紙使用可みたいな紙束ですが、私にとっては宝物に近いから、このゾーンは家族でもアンタッチャブルです。
 概ね囲碁関係のことか、私の出身地についての郷土史的な事や風俗習慣みたいな記事です。
  故郷のことを書く時だけでも、出来るだけ正確に書きたいと資料としてプリントしておいたものなど・・・マア雑多な物です。
 それに加えてブログの下書きにしていたメモ類・・・これもパソコンに入力したものをプリントアウトした。
 もっともこれには下書きの日付は入っていないのでプリントアウトした日付で見るしかない。
 下書きなど保存する意味は無いのだけれど、これもネズミ年?「捨てられない性格」の為でしょう。
 それと「愛染町時代」というブログの初めの断片を発見(意味のない発見ですが)・・・私がブログそのものを始めた時期が2005年10月らしい事は分かりました・・・それにブログを始めたきっかけを思い出しました。

 当時の隣の席の同僚が若い人でしたが、この人がサッカーファンでしたのでサッカー関連の話題になると二人で話しこんだものですから、他の人に「二人の話にはついていけないネ」とあきれ顔で見られていたものです。
 実際年齢差を越えて、サッカーの話題では二人で盛り上がっていました。
その彼が転勤する時に「実は私ブログをやっていましてね、もし良かったら読んでください」とブログタイトルを教えてくれました。
 普段顔を合わせているのでブログののことはかえって教えにくかったのでしょうが、転勤の時に教えてくれました。
 そしてこれも巡り合わせみたいなものかもしれませんが、転勤した彼の後任の若い方も、何故か話が合う人。
 この人はサッカー通ではありませんが、「クイズを作る趣味」のサークル活動をしている人で、並はずれた読書量とパソコンでの検索量・・・それを記憶していく所謂「雑学王」的なところが妙に気が合うのです。
 「ねえねえ、こういうこと知っている?」「ヘエそうなんだ・・・じゃこれはどう?」「あー、なるほど」日常的にこういう会話でトリビアの応酬。
 若いのに彼の知識の幅と量に驚かされ、彼もまた私が普通ならどうでもよいみたいに思う事を知っているところを面白がったようです。
  親子ほども年齢が違う友人みたいな感じでした。
 そしてその人がパソコンの知識も豊富で、ブロブについて教えて貰ったのです。

 と言う事で、ブログを見ることになり、そこに投書することをするようになり、いつか自分でもやってみようと思うようになった。
 そういう気分と同時に自分の中で、
 「自分自身の記録みたいなものは、社会的な貢献など無いので公式に記録されないのは当然として、自分の家族にも記憶されないのではチト寂しい」と思うようになりました。
 (「葬式はやらないで欲しいが、記録したものはみな目を通して欲しい」と言う事です・・・この方が余程苦痛を与えるかもしれないが)
 女房殿とは出会う以前の子供時代のことは当然お互いに知らないわけで、子供たちなどとは全然違う時代・環境で育ったのですから、彼らがオヤジはどんなところで育ったのか想像したって無理な話だから、子供時代の経験などを書いておこうと思ったし、囲碁にしても碁会所とかネット碁とか、家族には想像も出来ない別世界な筈ですから、オヤジがどんな世界で遊んでいたのか教えてやりたい・・・そういう気持ちとブログが結びついたのです。
 記事としては他人には決して興味が持てるものでは無かったのですが、ともかく自分の記憶の記録と言う事で始めたのが最初で、それが「愛染町時代」。
 それは生まれてすぐに引っ越してきて、中学1年生の12月まで暮らした町での事を書いたもので、自分としては原風景と同時に自分の「源性格形成」みたいな感じを抱いているので、とても大事な記憶。
 その後はそれをもう一度整理して「愛染町の四季」にしましたが、これは今回全部プリントしてあるのが見つかりました・・・それが今日の収穫だったようです。
 そこからブログを現在のgooに引っ越して始めたのが「なんとなく・・・」。
 
 思えば、子供時代は日記などは3日と続きませんでしたから不思議な物です。
  小学校の時代の夏休みの宿題みたいな「夏休み日記」、これにはいつも反発気分「なんで、強制されなくてはいけないんだ」と思っていましたから、いつも8月31日にまとめて書いていた。
 (そうして見ると、毎日書くと言うのがダメで、書くことは書けたのかも)
 日記は毎年新しい年を迎えるたびに「今年こそ」と始めても、三日坊主で、毎年最初しか使わなかった日記帳が本棚に並んでいたのに今でもそういう気分は残っている・・・
  毎年本屋さんや文房具屋さんには、年が押し迫ると翌年分、あるいは通年使用の日記帳が並びます・・・これが好きなんです。
 自分で買っても3日坊主になるのは間違いないのに、思わず買いたくなる。
  この時期自分の衝動を抑えるのが大変なんです。

 ブログで「毎日更新」しようと思った理由・・・おこがましくも千夜一夜を引き合いに出しましたが、あちらは面白い話を千夜続けなければ命を失う・・・ともかく続いている事が自分としては驚異的。
 さてさていつまで続くかは分かりませんがお付き合いのほどを。

 PS.
 最初に始めたブログ「愛染町時代」は検索してみると、以前のサーバーに残っていました。
 嬉しいというか、一方で「きちんと利用を停止した筈なのに・・・」と言う気持ちで複雑です。
 ブロブランキングというものがあって、現在は分母が128万くらいになっていると思います。
 ものすごい勢いで増えていますが、もしかしたら停止したブロブタイトルも削除されていない限り分母の中に入っているのでしょうね。
 そういう意味では128万はやや誇大かも。
  ともあれ、自分の始めたブログがまだ残っていたので、これは月ごとにメモリーカードに保存・・・保存の意味も、保存する価値も不明ですがともかく保存・・・なんといっても子年なんだから。