例によってジイサマの昔話から始まります。
私の就学前くらいではTVの放送が始まっていませんからラジオが主役の時代、それも真空管ラジオですから、スイッチを入れてから機械が温って調子が出るまでに時間がかかる。
どこかに不具合が生じて雑音が入ったりすると、特定の場所を適度の力で叩くと直ったり・・・しかも人により相性があったり。
ともかく5才頃のお気に入りラジオ番組ベストスリー(順番はつけられないビッグスリーです)は
① 落語や漫才の寄席中継
② 徳川夢声の朗読によるドラマ(吉川英治の宮本武蔵など・・・)
③ お昼の前の朗読番組「私の本棚」
4番目以降は「ニュース」「尋ね人の時間」「野球などの実況中継」と言う感じですから、今から考えると変な5才児だったことでしょう。
ともかくベストスリーは全て話を聞く番組(マア、ラジオの機能通りですが)
①から③は順番はつけ難い。
③などは今でも耳に残っている感じです。
「モンゴメリー作・村岡花子訳・朗読は白坂道子・・・赤毛のアン」
(こういう読み聞かせの影響か、娘には「大草原の小さな家」シリーズは全部寝る前に読み聞かせました。)
この辺りからソロソロ本題に入ります。
その当時「本棚」の時間だと思いますが・・・はっきりとはしないけれどアメリカの作家の話だったと思う。
「今、3秒間の出来事を300ページくらいの話にしようと構想を練っている」という趣旨だったと記憶しています。
それは西部劇みたいな決闘シーンで、背中あわせのところから3歩歩いて振り返り、拳銃ホルダーから銃を抜いて弾を発射する3秒間の物語り。
いきがかりの話、回想シーン、関係者の思い・・・そう言う物を全て盛り込んでも300ページは大変。
それに、読者が話にのめりこむように読ませるとなると・・・
今でもそう思いますが、当時の5才児だって驚いた。(量が中心ですが)
その後構想話はどうなったかのかは分かりませんが。
サテやっとTODAYにたどり着いて
ほんの数秒間で頭を過ぎった物語。
3秒間を300ページにするのは無理ですが、2,3ページにはなりそうな感じでした・・・才能が100分の1とすれば話の辻褄が合いますね。
朝いつものように自転車で通勤の途上・・・最近は暑すぎず快適に走っていると思ってください。
歩くにも良い季節になってきたようで、このごろウォーキングの人が増えてきたようで、丁度前を黒いTシャツにハーフパンツの年配の人が歩いている。
ふとTシャツを見ると筆文字で白く染め抜かれている・・・文字は縦に「一○○金」
○は私が目が悪い(メガネなしでは適度の距離以外は)ので判読しにくい。
仮に四文字熟語だとして・・・「一定賃金」は?・・・クロスワード的にはありとしても、なんの教訓でも無いし、そんな文字を書いたTシャツなど存在しない筈。
もう少し近づくと「一○千金」であることが分かりました。
成程これなら「一攫千金」という言葉がある。
納得しかけて、「待てよ!」言葉はあるけれど、あまり教訓では無いし、欲望剥き出しの本音みたいな・・・こういう文字を背中に書いたTシャツを着たいと思うものだろうか?。
競馬・競輪用?それとも宝くじを買いに行く時にでも着たいとは思わないだろう。
冗談・シャレ・本音で笑いの種になら着ます?
いよいよその人を追い抜く時見るとその文字は「一歩千金」だった!。
これなら将棋の先生が扇面に揮ごうしそうな言葉だ。
このオジサンは将棋ファンだったのかもしれない。
確かに将棋では強い人は歩の使い方が巧みだし、指していて1歩あると無いでは大違いだろう。
そうなると「一攫千金」とはほぼ反対みたいな意味になると、一人で大笑い。(もちろん自転車通勤途上ですし、周りが無人では無いですから、声を出さず無表情で頭の中で大笑い)
きっと専門棋士の座右の銘に違いないと勝手に納得して通り過ぎたのだが・・・暫く行って、再び「待てよ!」
仮に「一歩千金」を言葉通りに解釈出来ないだろうか?・・・それはウォーキングの人が着ているTシャツではないですか。
一歩を「イップ」ではなく「イッポ」とすると・・・
毎日歩く習慣も初めの一歩が大事とか
水前寺清子ではないが「一日一歩・・・」が大事、あるいは「千里の道も一歩から」
物事を成し遂げるには、初めの一歩を踏み出すことから始まる・・・もっともらしく聞こえるでしょう。
ほんの数秒間の出来ごとで、300ページの物語にはなりませんが、こういう事に出会うのですから退屈はしません。
私の頭の回路はこういう風に出来ている・・・世の中のお役には立ちませんけど。
私の就学前くらいではTVの放送が始まっていませんからラジオが主役の時代、それも真空管ラジオですから、スイッチを入れてから機械が温って調子が出るまでに時間がかかる。
どこかに不具合が生じて雑音が入ったりすると、特定の場所を適度の力で叩くと直ったり・・・しかも人により相性があったり。
ともかく5才頃のお気に入りラジオ番組ベストスリー(順番はつけられないビッグスリーです)は
① 落語や漫才の寄席中継
② 徳川夢声の朗読によるドラマ(吉川英治の宮本武蔵など・・・)
③ お昼の前の朗読番組「私の本棚」
4番目以降は「ニュース」「尋ね人の時間」「野球などの実況中継」と言う感じですから、今から考えると変な5才児だったことでしょう。
ともかくベストスリーは全て話を聞く番組(マア、ラジオの機能通りですが)
①から③は順番はつけ難い。
③などは今でも耳に残っている感じです。
「モンゴメリー作・村岡花子訳・朗読は白坂道子・・・赤毛のアン」
(こういう読み聞かせの影響か、娘には「大草原の小さな家」シリーズは全部寝る前に読み聞かせました。)
この辺りからソロソロ本題に入ります。
その当時「本棚」の時間だと思いますが・・・はっきりとはしないけれどアメリカの作家の話だったと思う。
「今、3秒間の出来事を300ページくらいの話にしようと構想を練っている」という趣旨だったと記憶しています。
それは西部劇みたいな決闘シーンで、背中あわせのところから3歩歩いて振り返り、拳銃ホルダーから銃を抜いて弾を発射する3秒間の物語り。
いきがかりの話、回想シーン、関係者の思い・・・そう言う物を全て盛り込んでも300ページは大変。
それに、読者が話にのめりこむように読ませるとなると・・・
今でもそう思いますが、当時の5才児だって驚いた。(量が中心ですが)
その後構想話はどうなったかのかは分かりませんが。
サテやっとTODAYにたどり着いて
ほんの数秒間で頭を過ぎった物語。
3秒間を300ページにするのは無理ですが、2,3ページにはなりそうな感じでした・・・才能が100分の1とすれば話の辻褄が合いますね。
朝いつものように自転車で通勤の途上・・・最近は暑すぎず快適に走っていると思ってください。
歩くにも良い季節になってきたようで、このごろウォーキングの人が増えてきたようで、丁度前を黒いTシャツにハーフパンツの年配の人が歩いている。
ふとTシャツを見ると筆文字で白く染め抜かれている・・・文字は縦に「一○○金」
○は私が目が悪い(メガネなしでは適度の距離以外は)ので判読しにくい。
仮に四文字熟語だとして・・・「一定賃金」は?・・・クロスワード的にはありとしても、なんの教訓でも無いし、そんな文字を書いたTシャツなど存在しない筈。
もう少し近づくと「一○千金」であることが分かりました。
成程これなら「一攫千金」という言葉がある。
納得しかけて、「待てよ!」言葉はあるけれど、あまり教訓では無いし、欲望剥き出しの本音みたいな・・・こういう文字を背中に書いたTシャツを着たいと思うものだろうか?。
競馬・競輪用?それとも宝くじを買いに行く時にでも着たいとは思わないだろう。
冗談・シャレ・本音で笑いの種になら着ます?
いよいよその人を追い抜く時見るとその文字は「一歩千金」だった!。
これなら将棋の先生が扇面に揮ごうしそうな言葉だ。
このオジサンは将棋ファンだったのかもしれない。
確かに将棋では強い人は歩の使い方が巧みだし、指していて1歩あると無いでは大違いだろう。
そうなると「一攫千金」とはほぼ反対みたいな意味になると、一人で大笑い。(もちろん自転車通勤途上ですし、周りが無人では無いですから、声を出さず無表情で頭の中で大笑い)
きっと専門棋士の座右の銘に違いないと勝手に納得して通り過ぎたのだが・・・暫く行って、再び「待てよ!」
仮に「一歩千金」を言葉通りに解釈出来ないだろうか?・・・それはウォーキングの人が着ているTシャツではないですか。
一歩を「イップ」ではなく「イッポ」とすると・・・
毎日歩く習慣も初めの一歩が大事とか
水前寺清子ではないが「一日一歩・・・」が大事、あるいは「千里の道も一歩から」
物事を成し遂げるには、初めの一歩を踏み出すことから始まる・・・もっともらしく聞こえるでしょう。
ほんの数秒間の出来ごとで、300ページの物語にはなりませんが、こういう事に出会うのですから退屈はしません。
私の頭の回路はこういう風に出来ている・・・世の中のお役には立ちませんけど。