いつだったか、ラジオかTVか忘れてしまったが・・・非常に曖昧ではありますが話の筋は記憶している(私の記憶装置はそういう記憶ばかりを貯めているようです)・・・反射神経の話。
子供時代野球(実はソフトボール)をやっていましてポジションはサード。
これは半分は反射神経の勝負。
塁間の3分の2くらいのところで、気分はキャッチャーみたいに構えていて、3塁線を抜かれると長打になる可能性があるので、1球ごとに結構緊張する
ここは野球でも別名ホットコーナーと言うように火の出るような強烈な打球又はバットでこねたようなボテボテの打球が来るところですから。
まずはボテボテ・・・要するにピッチャーが打ち取った打球は確実にアウトにする。
その上で、強烈な打球をいかに捌くかが勝負。
(無理やりに囲碁にこじつけると)
当たり前の進行で不利益な折衝をしてはいけないのは当然で、激しい戦いの中で繰り出される相手からの勝負手で痛手を負ってはいけないと言う事になりますか・・・
記憶に残っている反射神経の話は実はそういう事とは全く別なんですが、私の頭の中ではほぼミックスされて引き出しに仕舞われているようです。
そちらの話と言うのは「西部劇」の決闘シーン。
映画では悪役と正義の味方の保安官が向かい合って、腰の拳銃に指がかかるシーン。
このシーンで不思議なのは、お決まりのパターンで「悪役がしびれを切らせて拳銃を引きぬいて保安官を打とうとするのですが、保安官は一瞬遅れるものの拳銃で悪人を打つ」
「なんで、遅れて拳銃を抜いた筈の保安官が勝つのか?」
これは水戸黄門とか鞍馬天狗ではないが「正義が勝つ」というストーリーだと思っていました・・・つまり「お約束のシーン」
ところが実際は違っていたらしいのです。
剣道とか柔道では仕掛けられた方が、先の攻撃を交わして逆に優位に立つと言うのも有るようですが、拳銃の決闘ですから接触戦では無い。
ではどうして後から拳銃を抜く方が勝つのか?
これが「反射神経」のスピードの差が出るのだそうです。
先に相手が拳銃を抜くのを見て後から拳銃を抜く・・・先の拳銃を抜いて引き金を引くスピードと、後から反応するスピードでは後からの方が相当早いらしい。
先に抜く方は自分の意志で体が動くスピードで、後から抜く方はそれを見てからだけれどそのスイッチは反射神経が左右するのだそうで、これが早い秘密。
マア相当と言っても僅かな差ですが、この差が後から拳銃を抜く方が勝負に勝つパターンを演出しているのだそうです。
従って映画のシーンが正しかったと言う事でした。
更に私の今日の碁に無理やりこじつけると・・・
持ち点で上手の相手で、私の黒番で黒コミ1目半もらい。
持ち時間は各45分で、持ち時間が無くなったら1手30秒以内で打つルール。
序盤から激闘に次ぐ激闘でしたし、流石にTさん上手らしくよく考えて打つので消費時間が見る見る減って行きました。
相手のTさんが熟考に沈んだのが先でして、彼は激戦だからと言って時間の使い方も勢いで打つわけではありません。
熟慮の上で着手する(ように見える)。
私の方も彼ほど考えが深いかどうかは自分でも疑わしいのですが、それでもTさんが考えている間に居眠りをしているわけでは無くて、私なりには考えている。
すると私程度のアマの世界でどういう事が起きるかと言うと・・・
Tさんの考慮時間で私も考えているような感じ。
考慮してTさんが着手したとします。
これはTさんがTさんの考慮時間の中で考えて打った手です。
それがその時間に私も考えていて、その想定内の手だったとしたら結果的に私の方の消費時間は少なくて済んでしまいます。
あるいはTさんが勝負手を考えている時に、私の方は全体的なバランスを見て置くことが出来れば、相手の手に一歩も譲れないのか、ある程度安全優先なのかの方針を考慮できる。
いずれにせよ、片方の考慮時間だけが増えていく傾向になる。
そういう事でTさんの持ち時間が無くなった時私の考慮時間は残り30分。
これはある程度相手の手段が一応の想定内だったと言う事での偏りも有るかもしれない。
(相手の手の殆どを想定できたと考えたいが、流石にそれはうぬぼれ過ぎ・・・但し、調子が好いと言う事はそういう事かも知れないけれど)
あるいはTさんが状況打破のために時間を使い過ぎた結果だったか。
279手で白氏投了
手数もそこそこで結構激しい戦いでしたので、両者で1時間は戦ってかなり疲労感・充実感アリと言うところ。
時間の使い方で言うとヤドカリ作戦みたいですネ。
子供時代野球(実はソフトボール)をやっていましてポジションはサード。
これは半分は反射神経の勝負。
塁間の3分の2くらいのところで、気分はキャッチャーみたいに構えていて、3塁線を抜かれると長打になる可能性があるので、1球ごとに結構緊張する
ここは野球でも別名ホットコーナーと言うように火の出るような強烈な打球又はバットでこねたようなボテボテの打球が来るところですから。
まずはボテボテ・・・要するにピッチャーが打ち取った打球は確実にアウトにする。
その上で、強烈な打球をいかに捌くかが勝負。
(無理やりに囲碁にこじつけると)
当たり前の進行で不利益な折衝をしてはいけないのは当然で、激しい戦いの中で繰り出される相手からの勝負手で痛手を負ってはいけないと言う事になりますか・・・
記憶に残っている反射神経の話は実はそういう事とは全く別なんですが、私の頭の中ではほぼミックスされて引き出しに仕舞われているようです。
そちらの話と言うのは「西部劇」の決闘シーン。
映画では悪役と正義の味方の保安官が向かい合って、腰の拳銃に指がかかるシーン。
このシーンで不思議なのは、お決まりのパターンで「悪役がしびれを切らせて拳銃を引きぬいて保安官を打とうとするのですが、保安官は一瞬遅れるものの拳銃で悪人を打つ」
「なんで、遅れて拳銃を抜いた筈の保安官が勝つのか?」
これは水戸黄門とか鞍馬天狗ではないが「正義が勝つ」というストーリーだと思っていました・・・つまり「お約束のシーン」
ところが実際は違っていたらしいのです。
剣道とか柔道では仕掛けられた方が、先の攻撃を交わして逆に優位に立つと言うのも有るようですが、拳銃の決闘ですから接触戦では無い。
ではどうして後から拳銃を抜く方が勝つのか?
これが「反射神経」のスピードの差が出るのだそうです。
先に相手が拳銃を抜くのを見て後から拳銃を抜く・・・先の拳銃を抜いて引き金を引くスピードと、後から反応するスピードでは後からの方が相当早いらしい。
先に抜く方は自分の意志で体が動くスピードで、後から抜く方はそれを見てからだけれどそのスイッチは反射神経が左右するのだそうで、これが早い秘密。
マア相当と言っても僅かな差ですが、この差が後から拳銃を抜く方が勝負に勝つパターンを演出しているのだそうです。
従って映画のシーンが正しかったと言う事でした。
更に私の今日の碁に無理やりこじつけると・・・
持ち点で上手の相手で、私の黒番で黒コミ1目半もらい。
持ち時間は各45分で、持ち時間が無くなったら1手30秒以内で打つルール。
序盤から激闘に次ぐ激闘でしたし、流石にTさん上手らしくよく考えて打つので消費時間が見る見る減って行きました。
相手のTさんが熟考に沈んだのが先でして、彼は激戦だからと言って時間の使い方も勢いで打つわけではありません。
熟慮の上で着手する(ように見える)。
私の方も彼ほど考えが深いかどうかは自分でも疑わしいのですが、それでもTさんが考えている間に居眠りをしているわけでは無くて、私なりには考えている。
すると私程度のアマの世界でどういう事が起きるかと言うと・・・
Tさんの考慮時間で私も考えているような感じ。
考慮してTさんが着手したとします。
これはTさんがTさんの考慮時間の中で考えて打った手です。
それがその時間に私も考えていて、その想定内の手だったとしたら結果的に私の方の消費時間は少なくて済んでしまいます。
あるいはTさんが勝負手を考えている時に、私の方は全体的なバランスを見て置くことが出来れば、相手の手に一歩も譲れないのか、ある程度安全優先なのかの方針を考慮できる。
いずれにせよ、片方の考慮時間だけが増えていく傾向になる。
そういう事でTさんの持ち時間が無くなった時私の考慮時間は残り30分。
これはある程度相手の手段が一応の想定内だったと言う事での偏りも有るかもしれない。
(相手の手の殆どを想定できたと考えたいが、流石にそれはうぬぼれ過ぎ・・・但し、調子が好いと言う事はそういう事かも知れないけれど)
あるいはTさんが状況打破のために時間を使い過ぎた結果だったか。
279手で白氏投了
手数もそこそこで結構激しい戦いでしたので、両者で1時間は戦ってかなり疲労感・充実感アリと言うところ。
時間の使い方で言うとヤドカリ作戦みたいですネ。