なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

規格外

2010-07-22 02:43:43 | Weblog
 先日地元JAで最近オープンさせた直売センターに行ってみました。
  「しょいかーご」・・・ダサいと言うか”いかにも”と言う感じですが、名前で中身が変わるわけではないので「マア、好いか!?」。
 同名の店は市内の他の区にも有りましたが、今回は隣の市に新規オープンした。
  私の家からはこちらの行政区的には隣の市の方が近い・・・車で15分か20分。
 距離的には問題はありませんが、駐車スペースとか県道の渋滞がどうか、、、途中に高速道路のインターチェンジ入り口も有るので、渋滞すれば距離と所要時間は正比例しません。
  夏休み初期の日曜日の午前中なので出足としてはこれからなのか、比較的スムースに行けました。
 女房殿は・・・張り切って買い物。
  地元農産物を中心に全国の農協関連の品物が並びます。
   トマト、キューり、ナス、レタス、キャベツ、、、見る見るショッピングカートが一杯になって行きます。
 要するに規格外商品で市場に出すと買いたたかれる、あるいは相手にされない農産物が安い値段で並んでいる。
 確かに扱う方としては規格外農産物は値段が付けにくいのかもしれませんが、農産物ですから『できちゃったものはしょうが無い』のに・・・

 思い出話ですが、昔銚子港の横の魚屋で聞いた話。
  サンマの季節ですが、良い値段で取引されるもの以外・・・つまり漁獲品ですから規格外のサンマも有る。
 そういうものを例えば東京とか神奈川の他の市場に送ったとして、1箱数百円の値段しかつかないのだそうです。
 概ね1匹3円程度。
  これが引き取り手が居ればまだ良い。
 仮に「誰も買手が居ないから持ってお帰り」と言われたら荷主は往復の運賃だけ費用がかかり、更にサンマの処分に困るわけで、「タダでも良いから引き取って下さい」になりかねないのだとか。
 まさに足元を見て弱みにつけこむやり方。
 現実にはそういう規格外サンマが1匹100円とかのサービス品になって並ぶのだとか・・・。

 農産物が魚と同じ仕組みで取引されるのかどうかは知りませんが、同じ「規格外」と言う事なのでしょうね、食べる方としては同じ事なので安いのは有りがたいですが。

 そう言えば私自身も規格外のような感じだったでしょうね。
  イヤ、女房殿はそうは言わない。
  規格に収まらない大物ではないし
 多分「標準外」=単に標準レベルに達していないに過ぎない・・・。