1月15日
今日は、今年初めての、宮水学園芸術コースの講座日だったのに、
昨日から、38.5度の熱がでて、寝込んでしまった。
休みたく無かったので、意地にでも治そうと思った。
夜中に
何度も大汗をかき、
何度もトイレに行きたくなって、
ぐっすりとは寝られなかったが…
それでも、明け方には、
平熱に下がった。
意地で、風邪が治せるんだ🤧
(本当は薬が効いただけ…)
熱は下がったが、
咳も出るし、喉も痛いし…
いつまた熱が出るか、少々不安もあった。
それに、外は風も強く寒い…ので、
自転車で行くのを諦め、バスに乗った。
今日の講座は、
「西洋美術史の読み方」
講師は、
神戸大学大学院の教授、宮下規久郎先生
西洋美術史…難しそう
美術館には、よく絵画を見に行くが、
西洋美術史などは、特に学んだことがない。
最初に、
美術の読み方(見方では無い…と、おっしゃった)
は、自分勝手に、好き嫌いで見るのは、
間違っている…と言われた。
今まで、美術や芸術は、自分の感性で
見聞きすればいいと、言われていたので…。
これは衝撃だった。
でも、西洋美術には、
描かれている全てに意味がある…
絵画の中の、手の仕草や、壁の鏡や、
無造作に置かれているリンゴやみかんにも…全て意味があるそうだ。
夫婦像の中には、絶対猫が描かれる。
それは絶対で、
描かれていないのは、兄弟か、
夫婦でない関係…だそうだ。
そう言われれば、猫を抱いている男女の絵画をよく見るわ👀
もう一つ、ミレーの「種をまく人」は
有名な絵画で、私でも知っている。
種をまく人は、農夫だと思っていたが…
皆さんは知っていましたか?
種をまく人=キリスト
初耳
今日これを知っただけで、すごく得した気分になった。
外国では、西洋美術史を小さい頃から学んでいるが、
日本の学校教育では、西洋美術史を教えない…。
西洋美術史を見るには、
知識が必要で、
そこから、西洋美術史が読み取れる…のだと、言われた。
西洋美術史、面白かったので、もっと勉強したいと思えた事、
神戸大学大学院の教授に、講義をして頂いた事、
今日は何と
幸運で光栄で、
価値ある1日だったのでしょう。
価値ある一日…見落とさないように
生きる…
それが大事だと思う。
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