香川での朝散歩は、孫達の愛犬あこちゃんと…。
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➖1℃の畦道は、頬が裂けるように痛かった。
昨夜は息子のところで一泊した。
一年前から、計画していた大イベント、
佐竹由美追悼演奏会が3月3日に
高松のレグザムホールで行われた。
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その準備のため、2日の朝から、
私は高松に来ていた。
なんて運がいいのでしょう。
2日とも、穏やかな天気になった。
佐竹由美さんが亡くなられて2年、
娘さんが亡くなられた一年後に、
後を追うように、
佐竹先生が亡くなられた。
先生は、生前、声楽家の娘さんの為に、
数多くの舞台衣装を染められて来られた。
その舞台衣装も、会場に飾られた。
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先生が丹精込めて染められた衣装は、
ずいぶん着て舞台に立たれたのでしょう。
所々にほつれや破れがあった。
娘さんが亡くなられた後、
先生から聞かされた言葉。
「娘には可哀想な事をした。
買えばもっと素敵な衣装が有るのに…
娘は、私の染めた衣装を着てくれる
優しい子だった」…
娘のことを思う母親の愛情と、
それを素直に受け止める娘さんの優しさに、
また、胸が熱くなった。
追悼演奏会は、素晴らしいメンバーで行われた。
娘さんのご主人の、声楽家 辻秀幸さんの指導と指揮のもと、
親交のあった音楽家仲間の人たちが参加し
由美さんが愛した
ヘンデル オラトリオ「メサイア」を演奏された。
会場には、佐竹由美さんを偲ぶたくさんの人が来られ、
由美さんの早すぎる死をいたみ、
残された素晴らしい実績を讃える声を
たくさん耳にした。
先生は、娘さんの追悼演奏会を楽しみにしておられたが、
それは叶わなかったが、
きっと喜んで、何処かで観ておられただろうな…
すっかり暮れた高速を走る帰りのバスの中で、
私は、一つの安堵と、
これから一人で頑張って行く決意を
胸の中に、そっとしまった。
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