一泊した後の朝食は、せっかくだから、とホテルに併設されている「加賀料理 大志満(おおしま)」さんでいただくことにしました。
通常¥1,300の朝食が、宿泊者なら¥1,000でいただけるのです。
こちらが開店前の閉鎖された入り口。なかなか凝ったギミックですなあ。
店内入り口通路の各所にこのようなギミックが……。さすがは "高級店" といったところでしょうか。
入り口の掛け軸には「今東光」(今東光って豊岡の出身だったのね……。知らなかったよ!)の署名が……。なぜだろう、と思っていましたが、ググってみるとこういうことのようですね。
店内は落ち着いた雰囲気。朝一番で入店したので、本当に静かな中での朝食になりました。
ごはんかお粥かを選ぶことができます。私はもちろんおかわり可能のごはんを、嫁さんはお粥にしました。
お粥にはこのような調味料が付いてきます。右側はもちろん塩。んで、左側は、かつおダシの餡。おお! 『美味しんぼ』に出てたやつや!
メインの弁当箱の中身はこの通り。おお! 上品やねえ!
小松菜のおひたしですかね?
焼き魚と卵焼き。まるで業務用の厚焼き卵のようにきれいに焼き上げられていますね。
焼き魚をひっくり返してみましたよ。サワラですね。身にほんのりと甘い味が付いていて美味しい!
薄味の煮物。上品な味付けで、野菜の味がよく分かりましたよ。
みそ汁は割とふつうでした。みそ汁もおかわりできますよ。
これはトコロテンってやつでしょうか? 実は私、小学校のときに食って以来、トコロテンって食ったことがないので分からないんですよ。
お漬け物。まあ、ごく普通のお漬け物ですよ。
ごはんもふっくらつややかで美味しいものでしたよ。それにしても、白いごはんのおいしさを写真で伝えるのって、ムズカシイよな!
そしてコチラが白粥。コイツにあのかつおダシの餡をかけていただくわけです。
ほれ、この通り。
嫁さん曰く、「めっちゃ美味しい! 感動やわ!」とのこと。くそ~、俺も食いたかったなあ!
つまようじまで高級感溢れる……www
今度は贅沢に懐石でも……金があったらの話ですがwww
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造船番長!
千代田区での用事を済ませ、ホテルへ。そこで嫁さんと落ち合うことになっていました。
ずっと室内にいたので気づかなかったのですが、この日の東京は途轍もないドシャ降りの雨で、交通機関のダイヤも乱れまくっていたそうです。
んでも、何よりショックだったのが、九段→品川の運賃の違いです。行きは京急&都営乗り継ぎで¥390。一方、帰りはJRの市ヶ谷まで歩いて市ヶ谷→品川で¥190 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何この差!?
ビックリしました(←田舎モン丸出し)。
さて、晩メシどうしようか……と品川駅まわりをウロチョロしておりますと、京急の高架下みたいなところにズラリとラーメン屋、どんぶり物屋が並んでいました。雨も降ってきたし、そんなに腹減ってないからラーメンでいいか、と立ち寄ることに。
どこも割合混雑していたのですが、比較的空いていたコチラに決定。
「旭川ラーメン Saijo(さいじょう)」さん。
「旭川ラーメン」というと醤油ラーメンが有名ですが、コチラは塩ラーメンがウリのようですね。
全体的に値段が高めの設定なのは、東京という土地柄、仕方ないのでしょう。
私は、「塩部門 第1位受賞店」に敬意を表して「塩ラーメン 大盛」を。味噌ラーメン好きの嫁さんは、「夏季限定」という「冷し野菜ラーメン 味噌」を注文しました。
「冷し野菜ラーメン(¥900)」。
たっぷりのゆで野菜にチャーシュー、シナチク、味玉がトッピングされています。
「塩ラーメン 大盛(¥750+120)」。
そして、コチラが「塩部門 第1位受賞」という「塩ラーメン」です。よく考えたら昼夜2食続けて塩ラーメンwww
お昼の塩ラーメンとは違い、こちらの塩ラーメンは白く濁ったスープ。いわゆる豚骨塩ラーメンなんでしょう。脂が浮いていて、コッテリ系なのかなあと思いましたが、以外やスッキリした味わい。ちょっと塩気がキツく感じられましたが、総合的には結構好きな方かも。
麺は、お昼同様太めのプリッとしたやつ。もともとは細麺好きなんですが、これはこれで美味しいと思いました。それにしても、ピンク色のナルトって、ずいぶん久しぶりに見たような……。
チャーシューは脂身の少ないももチャーシュー。脂身だらけのバラチャーシューも、あれはあれで好きなのですが、やはり肉の旨味という点ではももに軍配が上がるような気がします。
食べ終わって、外に出てから気づいたんですが、どうやらこのスペースは「品達」というフードテーマパーク的な所らしい。
かつて「明石サティ」にあった「明石ラーメン波止場」みたいなもんですね。こういう所ってテナント料高そうだから、それが価格に反映されとるんだろうか……。
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東京についてからは、まず品川まで移動してその日のお宿 "京急EXイン品川駅前(シナガワ グース内)" に荷物を預けに行きます。フロントで預かってもらうわけではないのですが、こちらには24時間まで無料のコインロッカーがあるので、安心です。
大きな荷物を預けて身軽になった後は、千代田区方面へ。九段あたりでほぼ一日仕事。「タモリ倶楽部」でお馴染み京急の赤い電車と都営線を乗り継いで九段へ。
そう、日本武道館なんかがあるところです。
9:30から受付開始なのに7:30に到着してしまった私……。
とりあえず、靖国神社に向かいます。境内は、都会のど真ん中とは思えない落ち着いた雰囲気。自然と厳粛な気持ちになるわけで……。
我が国のために散華した英霊達に祈りを捧げた後、しばし境内を散策。それでもまだ1時間ちょっと時間があったので、ドトールコーヒーで本を読んで時間をつぶしました。
さて、午前の部が終了し、何か昼メシでも……とぶらぶらしているときに見つけたお店がコチラ。
「らーめん 喜八や」さんです。
「九段坂上」交叉点のところにあります。
ここだけ見たら、寿司屋にしか見えませんな。
お昼の「セットメニュー」で平気で4ケタ価格を提示するあたり、「さすが東京!」という感じです。ちなみに、この写真の奥の方へ向かってひたすら進むと、市ヶ谷駅にたどり着くことができます。
さっそくイン!
店内は非常に狭く、コの字型のカウンター席のみ。私はたまたま入ってすぐに席につくことができましたが、大変な賑わいで、一瞬にして店内の待機席がいっぱいになっていました。
初めての店ゆえ、何を注文すべきか迷いましたが、待っている人が大勢いるのでグズグズするわけにはゆきませぬ。「大盛」ができるのかどうかだけ手短に確認し、声高らかに「塩ラーメン、大盛で!」と注文しました。
「塩ラーメン 大盛(値段は忘れてしまいました……)」。
おお! 見事に透き通ったスープ! ダシのいい香りと、ニンニクの香りがガツンと来ますよ。
麺は太めのプリッとしたやつ。適度なやわらかさとコシ。スープにもよく合っています。
もものチャーシューは旨味じゅうぶん。歯応えもあっていい感じです。
スープはキレのある塩味に、ニンニクが効いてインパクト大。かなり優秀なスープだと思いました。「後引くウマさ」っていうのかしら。
また食いたいなあ!
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今回もスタンダードフェリーの配船に当たりました。めったに乗ることができない航路なので、カジュアルフェリーの方が当たってほしかったんですが、うまくいかないもんですね。
前回乗船時の模様はコチラをどうぞ。
スタンダードフェリーの船内での食事はこのようなラインナップ。
船内では、船首部分のロビーを占拠して、音楽を聴きながら海をながめてぼんやり。これぞ、船に乗ったときにしかできない至福の時なり!
こんな贅沢な時間の過ごし方、陸ではできんもんね! 因みに、PCで音楽を聴くにあたって大活躍するのが上の写真でPC本体とマウスの間に設置されたハコ。
このハコの正体は、 "REX-UHPA1" と申しまして、ラトックシステムという会社が世に送り出したヘッドフォンアンプなのでございます。コイツのおかげで、モバイルPCからはき出されたとは思えない上質な音でオーディオを楽しむことができます。
いやあ、ホントに贅沢だよな!
ただ、この会社の船は、摩訶不思議な揺れ方をすることでもお馴染み。船首とあればなおさらです。
しかし!
今回の私にはコレがついている!
結論からいうと、今回も結構ゆらゆらぐるぐる不思議な揺れ方でしたが、コイツのおかげで平気の平左でございました。
偉大なり、酔い止め薬!www
……!
ふ、船めしの話に早く移らないといけませんね!
¥400均一の自販機。せめてもう¥100安くならんかのう……。
「マルゲリータ」なんてのがデビューしておりました。
じゃあ、試しに食ってみようか、と思ったのですが……。
なぜか「豚焼肉丼」のボタンを押してしまいました。全然違うところにあるボタンなのに……。
ごはんものについては、かつて痛い目を見ているだけに後悔することしきり……。
うわっちゃーーー! ぜんぜん美味しそうに見えねえよ!
備え付けの超高級電子レンジには、このように懇切丁寧な使用ガイドが。これに従って調理します。
番号を入力するだけで、ほぼ全自動で(笑)調理完了!
「豚焼肉丼(¥400)」。
うわっちゃ~~~……。
豚肉とタマネギの甘辛炒めをゴハンの上に乗せたようなひと品。
冷凍食品丸出しのゴハン……。やはり食感はイマイチ……。
まずい、というほどひどくはないのですが、やはり進んで食べたいとは思いにくいと思います。まあ、冷凍食品ですからね……。
口直しにうどんでも……。
カレーライスなんて前あったかしら……?
「かけうどん(¥200)」。
¥200というのは良心的ですなあ。
やっぱり、このうどんが一番値打ちがあるよなあ……。
冷食の自販機は撤去して、メシ時に立ち食いウドン的な品揃えだけでいいからレストラン営業してほしいなあ……。
ちなみに、晩メシ時は、「かき揚げうどん」を食いましたよ。
こんなにテッカいかき揚げが乗って¥300! 良心的!
なかなかの迫力でしょ?
さらに、今回は、うどんコーナーのレジの所で、
こんなものまで! もちろん買いましたよ。
甘すぎることもなく、なかなか美味しいものでした。
カレーライスは食いそびれてしまったので、次回(いつになることやら……?)は必ず!
そして、もう二度とゴハンものの冷食は食いませぬ!www
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【オーシャントランスのHP】
東京へ行く用事ができまして……。
一日余分に休みを取って、あのときと同じルートで行くことにしました。
0539高松発→0749徳島着です。ほどよくおなかもすいてきたので、あのときと同様地下に潜り……。
ああ、あった! あのときと同じ「郷土寿司 渭の山」さんのスタンド! たぶん、オバちゃんも同じ人や(笑)!
定番商品はごらんのようなラインナップ。
前回、食っておけばよかった、と激しく後悔した「ぼうぜの姿寿司」とやらは、
ということになっている模様。
オバちゃんに訊くと、「ぼうぜの姿寿司は、もともとが保存食だから、常温でも明日まで大丈夫だよ」ということなので、「ぼうぜの姿寿司」を船の中で食う用に、そして、前回ウマかったにぎり寿司の盛り合わせを朝食用に買うことにしました。
おお! これだ!
「にぎり三種盛(¥682)」。
三種類のにぎり寿司の盛り合わせ。その内わけは、
おなじみ、アジ。これが4ヶ入っています。そして、
こちらが鳴門小鯛。こちらは2ヶ。そして、前回、正体不明だったコチラ、
これが、「ぼうぜ」なのだそうな。こちらも2ヶ。独特の歯応え(……といっても「歯応えがある」ということではないので注意w)の白身、これが「ぼうぜ」だったのかぁ!
前回同様、非常に美味しくいただきました。
ところで、「ぼうぜの姿寿司」の方は……。
船の中ではそれほどおなかがすかなかったので、東京港に着いてから、送迎ワゴン車の発車までの間に食べました。
「ぼうぜの姿寿司(¥682)」。
ぐえっ! 何じゃ、この気持ち悪いヴィジュアルはwww
こんなもんが、 "ボテッ" と2ヶも!!!!!!!!www
うげぇっ!www
横に倒すとこんな感じ。
ネタをはがすとこのような状態にwww
巨大握り酢飯を酢でしめた魚でくるんだもの、とでも言いましょうか……。
んで、お味の方なんですが、何て言うか、私にはちょっと酢がキツ過ぎるように感じました。「保存食」という側面もあるので仕方がないのでしょうか。
もちろん、食べ応えはかなりのものです。包丁で小さく切り分けて、茶でも飲みながら皆でつまむ、というのが正しい食い方でしょうか。
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