読書もゲームも

今朝は晴れて暖かだから近所の梅も咲き始めるかと思わせました。
ところが昼から雨。
霧雨のような細かな雨になりました。
気温も下がって肌寒い感じになりました。

藤原正彦『ヒコベエ』読了。
御茶ノ水の数学の名誉教授。
小さい頃、父君新田次郎の家族として満州で終戦を迎え、朝鮮半島を縦断して帰国してから、小学生の高学年までの私小説。
母君は藤原ていで、その悲惨な逃避行を小説に書いた人。
と言うことで文才は親譲りでもあるようだ。
五歳しか違わないから戦後の記憶には合致するところが多い。
しかし、数学の才能は私とは天地の差と読み取れる。
何せ、私の高校での数学の実力テストは赤ザブトンが多かったから。

ハンゲームは２局打ちました。
相手は二段と言うことだから三子の置き碁。
ちょっと厳しい相手。
手を抜くと咎められてあっという間に不利な体制。
バタバタと進んで「ごめんなさい負けました。」
参ったと退散。

逃がしてくれなくて「もう一局」と挑まれてしまい逃げては男が廃るし受けて立つ。
何と、早々に薄みを咎められてギューギューに攻められて追い詰められて投了。
二連敗。
置き碁の相手から追求を受けないことに慣れてしまって薄い碁を打つようになった。
反省と、超悔しいーっ。

株価は昨日と打って変わってみんな下げ。
こちらも、あーあ。
一喜一憂するものではないと言われているし、頭では分かっているけれど、気持ちはなんともはや如何ともし難い。

愛宕山の昨年の桜の写真。